迷子になった拳

まいごになったこぶし
上映日
2021年3月26日

製作国
日本

制作年
2020
上映時間
110分

レーティング
一般映画

check解説

ミャンマー伝統格闘技ラウェイの選手や大会関係者に迫ったドキュメンタリー。拳にバンテージのみを巻いて闘い、他の格闘技の禁じ手がほぼ許され、世界で最も過激な格闘技と言われるラウェイに挑む二人の日本人を通し、何故人は闘うのか答えのない問いを追う。監督は、「熊笹の遺言」の今田哲史。劇場公開に先駆け、2020年12月4日にK’s cinema、12月25日~31日にアップリンク渋谷、ほか各地で特別先行上映。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • フリーライター
    須永貴子
    会社をクビになった40歳の監督の惑いと、23歳の格闘家の自分探しが、シンクロしながら進んでいく。事前に設定したテーマはなく、ラウェイという格闘技に魅せられた人々... もっと見る
  • 脚本家、プロデューサー、大阪芸術大学教授
    山田耕大
    格闘技オンチの僕は、“ラウェイ”というミャンマーの伝統格闘技のことはまったく知らなかった。拳にはグローブをつけずバンデージのみを着けて殴... もっと見る
  • 映画評論家
    吉田広明
    KO以外の判定勝ちがない、ランキングも、チャンピオンの防衛戦もない。最後までリングに立っていれば両者とも勇者として称えられるというミャンマーの格闘技ラウェイは、... もっと見る

「迷子になった拳」のストーリー

拳に巻くのはバンテージのみ、他の格闘技では禁じ手とされるものがほぼ許されるミャンマーの伝統格闘技ラウェイ。地球上でもっとも危険な格闘技と言われる一方、KO以外の判定による勝敗がなく、最後まで立っていれば二人の勇者として讃えられる世界で最も美しい格闘技でもある。そんな危険で神聖なラウェイに挑んだ二人の日本人がいた。金子大輝は、肩の負傷から器械体操の道を断念、2016年から本場ミャンマーにてラウェイ に挑戦した。渡慶次幸平は、2012年にパンクラスにてプロデビューしたものの、一旦リングから離れた過去を持つ。本作ではそんなミャンマーラウェイの高い壁に挑戦する選手や大会関係者を追い、力強く懸命に生きるそれぞれの魂、そして戸惑いながらも未来に踏み出そうとする姿を映し出す。

「迷子になった拳」の映像

「迷子になった拳」の写真

「迷子になった拳」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「迷子になった拳」のスペック

基本情報
製作国 日本
製作年 2020
公開年月日 2021年3月26日
上映時間 110分
製作会社 マメゾウピクチャーズ(製作:TSO)
配給 SPOTTED PRODUCTIONS
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
音量 ステレオ
公式サイト http://lostfist.com/
コピーライト (C)映画「迷子になった拳」製作委員会

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2021年4月上旬号 REVIEW 日本映画&外国映画 「迷子になった拳」
UPCOMING 新作紹介 「迷子になった拳」