プラスチックの海

ぷらすちっくのうみ
上映日
2020年11月13日

製作国
イギリス 香港

制作年
2016
上映時間
100分

ジャンル
社会派

check解説

ジャーナリストとして活躍するクレイグ・リーソンが、プラスチックによる海洋汚染の実態に迫ったドキュメンタリー。世界中の海に毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられていることを知ったリーソンは、海洋学者や環境活動家と共に調査を開始する。本作は、国内外で15 以上の賞を受賞した。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画・音楽ジャーナリスト
    宇野維正
    プラスチック製品の不法投棄が例外なく引き起こす海洋汚染と、一部のプラスチック製品が含有する化学物質が人体に与える影響。そうした繋がってはいるものの、基本的には個... もっと見る
  • ライター
    石村加奈
    クジラに夢中だった少年時代を経て、本作を製作したというクレイグ・リーソン監督。ロマンチックなアプローチになるかと懸念するも、母となり、環境問題に目覚めたタニヤ・... もっと見る
  • 映像ディレクター/映画監督
    佐々木誠
    海にプラスチック性のゴミが大量に流れ、それがどう人体に影響するのか、なぜ自分に返ってくる愚行を人間はやめられないのか、ということのメカニズムが様々な現場を取材し... もっと見る

「プラスチックの海」のストーリー

シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けてきたクレイグ・リーソン。しかし、世界中の海を訪れる中、プランクトンよりも多く見つけたのは、プラスチックゴミだった。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知ったリーソンは自身が監督を務め、海洋学者や環境活動家、ジャーナリストたちと共に世界の海で何が起きているのかを調査、撮影しようと決意する。21世紀に入って生産量が激増しているプラスチック。便利さの一方で、大量のプラスチックが海に流出し続け、近年は5mm以下の“マイクロプラスチック”による海洋汚染も大きな注目を集めている。調査の中で明らかになる数々の事実。ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと、海鳥の体内から234個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること、そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれないこと……。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていく。

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キャスト役名

「プラスチックの海」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派
製作国 イギリス 香港
製作年 2016
公開年月日 2020年11月13日
上映時間 100分
製作会社 Plastic Ocean
配給 ユナイテッドピープル
アスペクト比 16:9
公式サイト https://unitedpeople.jp/

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