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野中ともそによる同名小説を「新聞記者」の藤井道人監督が映画化。誰にも話せない恋心や家族への思いを抱え、時々息苦しくなる14歳のつばめは、満天の星が輝くある夜、派手な装いでキックボードに乗った老女・星ばあと出会い、いつしか2人は距離を縮めていく。主人公・つばめを本作が映画初主演となる清原果耶、星ばあを映画監督としても注目を集める実力派女優・桃井かおりが演じる。共演は「惡の華」の伊藤健太郎。
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「宇宙でいちばんあかるい屋根」のストーリー
14歳の女子中学生・大石つばめ(清原果耶)は、父(吉岡秀隆)と母(坂井真紀)と3人で幸せな生活を送っているように見えたが、父と、血の繋がっていない母親との間に子供ができると知り、疎外感を感じ始めていた。実母への想いや、隣に住む大学生・亨(伊藤健太郎)に密かな恋心を抱きながら、もどかしい日々を過ごすつばめ。そんな彼女にとって、通っている書道教室の屋上が唯一の憩いの場であった。そこでひとり、風を感じながら星を眺める時間は、少しの間、彼女を自由にさせてくれた。ある夜、いつものように屋上に上がったつばめは、見慣れないキックボードを見つける。なんとなく漕いでみると、突然つばめの前に、カラフルな布をまとった老女が現れる。その場を立ち去ろうとするつばめだったが、空を見上げると、老婆がキックボードに乗って空を飛んでいる。思わず立ち止まってしまったつばめに、老女は「年くったらなんだってできるようになるんだ」と言うのだった。不思議な雰囲気を漂わせるその老女・星ばあ(桃井かおり)に、つばめはふと恋の悩みを打ち明ける。口の悪い星ばあに閉口しつつも、つばめは次第に心を開き、恋の話や、家族の話をするようになっていく。お互いの心に空いた穴を埋め合うように距離を縮めていくふたり。そんなある日、つばめは亨が交通事故に遭ったことを知る……。
「宇宙でいちばんあかるい屋根」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 青春 ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2020年9月4日 |
上映時間 | 115分 |
製作会社 | 「宇宙でいちばんあかるい屋根」製作委員会(制作プロダクション:アルケミー・プロダクションズ) |
配給 | KADOKAWA |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://uchu-ichi.jp |
コピーライト | (C)2020『宇宙でいちばんあかるい屋根』製作委員会 |