デンジャー・クロース 極限着弾

でんじゃーくろーすきょくげんちゃくだん DANGER CLOSE: THE BATTLE OF LONG TAN
上映日
2020年6月19日

製作国
オーストラリア

制作年
2018
上映時間
118分

レーティング
一般映画
ジャンル
戦争 ドラマ

check解説

ベトナム戦争でオーストラリア軍が参戦した伝説の激戦“ロングタンの戦い”を再現する戦争ドラマ。1966年8月、ハリー・スミス少佐率いるD中隊は、ベトコン部隊の偵察に向かうが、遮蔽物の少ない森林地帯を進む第11小隊に容赦ない機関銃掃射が浴びせられる。出演は「荒野にて」のトラヴィス・フィメル、「X-ミッション」のルーク・ブレイシー、「サンクタム」のリチャード・ロクスバーグ。監督は「殺し屋チャーリーと6人の悪党」のクリフ・ステンダーズ。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 非建築家、美術家、映画評論、ドラァグクイーン、アーティスト
    ヴィヴィアン佐藤
    最近では珍しいタイプの戦争映画。ベトナム戦争で米軍に加担した豪州。東西冷戦の代理戦争は泥沼化。敵の顔が見える至近距離の攻防は、ときには敵とのドラマを生んだはずだ... もっと見る
  • フリーライター
    藤木TDC
    あまり知られてないオーストラリアのベトナム戦争参戦を描く。彩プロ配給の戦争映画は去年の「アンノウン・ソルジャー」もそうだったが、接近銃撃戦で歩兵が次々と死んでゆ... もっと見る
  • 映画評論家
    真魚八重子
    寡聞にしてベトナム戦争におけるロンタンの戦いを知らなかったので、若いオーストラリア軍兵士に容赦なく襲いかかる砲弾に胸が痛む。ただ、演出にもっと工夫がないと二番煎... もっと見る

「デンジャー・クロース 極限着弾」のストーリー

1966年8月18日未明、南ベトナム。ヌイダット地区にあるオーストラリア軍司令部の基地を、ベトコン部隊が急襲。翌朝土砂降りの雨の中、ハリー・スミス少佐(トラヴィス・フィメル)率いるオーストラリア軍D中隊は、迫撃砲の発射地点を突き止めるため偵察に向かう。しかし、小隊に属する兵たちは平均年齢21歳の徴集兵で、経験が圧倒的に不足していた。素人同然の徴集兵を率いることに意義を見出せないでいた少佐は、オリバー・デビット・ジャクソン准将(リチャード・ロクスバーグ)に特殊部隊への異動を希望するが、却下されたのであった。第10、11、12の3小隊に分かれて前線を進むなか、ロングタンのゴム園に差し掛かると第11小隊がベトコン兵と遭遇。交戦となるがベトコン兵は散り散りに逃げていく。小隊はさらに前進するも、既にベトコン兵の大軍に囲まれていた。自らの命を顧みないベトコン兵は容赦なく機関銃掃射で襲い掛かる。四方八方から銃撃を受け、戦闘開始からわずか20分で28人構成の小隊のうち半数以上が負傷。味方からの応援部隊も近づけない遮蔽物の少ない森林地帯で、小隊は絶体絶命の状況に追い詰められる。ベトコン兵から放たれる機関銃の嵐のなか、少佐は、目前にいる敵へ後方から迫撃砲を撃つ極限着弾(デンジャー・クロース)を基地へ要請。それは味方に対して超至近距離で撃つことになり、小隊が全滅してしまう危険な作戦であった……。

「デンジャー・クロース 極限着弾」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「デンジャー・クロース 極限着弾」のスペック

基本情報
ジャンル 戦争 ドラマ
製作国 オーストラリア
製作年 2018
公開年月日 2020年6月19日
上映時間 118分
製作会社 Hoosegow Productions
配給 彩プロ
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト http://dangerclose.ayapro.ne.jp/
コピーライト (C) 2019 TIMBOON PTY LTD, SCREEN QUEENSLAND AND SCREEN AUSTRALIA

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