解説
「地球防衛未亡人」の河崎実監督が長年構想を温めてきた特撮コメディ。イカ・タコ・カニの巨大怪獣が出現し、東京が壊滅状態に。シーフード怪獣攻撃部隊SMATは元超理化学研究所員・田沼雄太を招聘、国立競技場を丼にして怪獣たちを海鮮丼にする作戦を決行する。人気漫画『孤独のグルメ』の作者・久住昌之が監修を務める。「クロガラス」シリーズに出演、2.5次元舞台を中心に活動する植田圭輔が天才科学者・田沼雄太を演じるほか、アイドルグループ乃木坂46の吉田綾乃クリスティー、ボーイズユニットTOKYO流星群の安里勇哉らが出演。また、久住昌之、村西とおる、彦摩呂らがカメオ出演している。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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フリーライター須永貴子この映画は「バカ映画」(※作品資料より拝借)を作ることがゴールになってしまっている。だから脚本を煮詰めず、空虚な台詞が飛び交い、おいしいとされる料理がそうは見え... もっと見る
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脚本家、プロデューサー、大阪芸術大学教授山田耕大これがなぜ映画になったのか不思議と言うしかない。この手のシャレがわからないのは野暮というものなのかもしれないが、僕にはシャレになり切っていないと思えて仕方がない... もっと見る
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映画評論家吉田広明タコ、イカ、カニが開発中の薬品によって巨大化、食ってみたら旨かったので怪獣グルメが流行るという、怪獣ものとグルメ番組を合体させた映画。「三大グルメ」の怪獣が、「... もっと見る
「三大怪獣グルメ」のストーリー
巨大イカと巨大タコが東京に突如出現。それぞれイカラ、タッコラと命名される。さらにカニのカニーラが加わり、相次ぐ巨大怪獣の出現により東京は壊滅状態に陥ってしまう。そんな中、元超理化学研究所員・田沼雄太(植田圭輔)に疑惑の目が向けられる。彼は生物を巨大化する劇薬の開発中に研究所をクビになり、今は実家の寿司屋を手伝っていた。政府により組織されたシーフード怪獣攻撃部隊SMAT司令・響は、雄太の動向を探る目的も兼ね、彼をSMATに招き入れる。三大海鮮怪獣との死闘に挑む中、切り落とした怪獣の身は誰もが唸るほどの美味。しかし数々の作戦が失敗し、国立競技場をドンブリにして巨大海鮮怪獣を海鮮丼にする海鮮丼作戦に最後の望みがかけられる。
「三大怪獣グルメ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「三大怪獣グルメ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2020年6月6日 |
上映時間 | 84分 |
製作会社 | 「三大怪獣グルメ」製作委員会(電通=竹書房=パル企画=リバートップ=モバコン=JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)(制作プロダクション:リバートップ) |
配給 | パル企画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ステレオ |
公式サイト | https://sandaikaijyu.pal-ep.com/ |
コピーライト | (C) 2020 「三大怪獣グルメ」製作委員会. |
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