ウォタルウ橋

うぉたるうばし
製作国
アメリカ

ジャンル
ドラマ

ここが見どころ

「旅路の終わり」の製作者として有名な英国のジョームス・ホエールが監督にあたった映画で、原作に批評家としても知られているロバート・シャーウッドの舞台劇、それをベン・レヴィーが脚色し「東は西」のトム・リードが撮影台本にまとめ上げたものである。主なる出演者は「想夫舞曲」「愛の暴風」のメイ・クラーク、舞台出のケント・ダグラス、ドリス・ロイド、「スキピイ」のエニッド・ベネット、エセル・グリフィス等でカメラは「西部戦線異状なし」のアーサー・エディソンが担任。
映画館で見る
配信で見る
Blu-ray&DVDで見る
TVで見る

この作品のレビュー

ユーザーレビュー

「ウォタルウ橋」のストーリー

コーラス・ガールとしてロンドンの舞台に働き幾多の贔屓客を持って何不自由なく暮らしていた米国娘のマイラも、英国がヨーロッパ大戦に参加するとともに職業から離れ、2年後には卑しい街の女とまで成り下がってしまった。彼女の縄張りはウォタルウ橋付近であったが、ある日、突如襲来したドイツ軍のツェッペリンが縁となってマイラはカナダ兵士のローイと相識る仲となった。彼女の職業をしらぬローイは彼女をその侘住宅までおくり、滞った部屋代までもたて替えてたちさったが、その純情はかえってマイラを心苦しくさせ彼女は心にもない罵言さえ放った。だが帰った後になってみればローイはやはり忘れられぬ男となっていた。彼女はローイに幾ぶんなりとも返したい気持ちから翌日はウォタルウ橋に稼ぎに行った。その留守中ローイはまたマイラの住宅に尋ねて来たが彼もまたマイラを想う心で一杯だった。同宿のキティーは多年街の女をしているだけあって早くもそれと男の心を読みマイラとの結婚を極力すすめた。まもなくローイはマイラに再開を約して故郷に帰った。土地の名家である彼の両親はローイが帰宅した時、既にマイラの事を知っていて彼女を呼ぶようにと言う。ローイの招きに喜んでマイラはロンドンから走り向かった事はもちろんである。だがローイ一家が彼女の現在の境遇を知らずに歓迎し、剰へローイの未来の花嫁として迎えてくれることに対しては彼女も良心なく喜ぶんでいるわけにはいかなかった。いっそすべてを打ち明けんか、その成り行きは明白である。懊悩したあげくマイラはロンドンに飄然帰ってしまった。ローイは後を追った。しかし以前のマイラの住居を訪れた彼は意外なことを聞いた。彼女は売春婦だったのだ。いったんは驚いたもののローイの愛はそんなことで消えなかった。彼はウォタルウ橋へ急いだ。懐かしいマイラはそこにいた。ローイはマイラの境遇を知った上で改めて結婚すると誓った。がこの時ローイは再び戦線へ召喚をうけていた。兵士を運ぶトラックは来た。しかも空の彼方には近づき来るドイツ飛行船の爆音さえ聞こえる。マイラはようやく頷いた。彼女の同意を得たローイは喜び勇んで去って行った。やがてドイツ飛行船が橋の真上へ来たと覚しき頃、消灯の暗黒のなかからわずかな光が橋上に漏れた。飛行船はそこをめがけて爆弾を投下した。轟然たる爆音。目標となったものはマイラの悲壮な決意によって供されたマッチの光だったのである。

「ウォタルウ橋」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ウォタルウ橋」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1931
製作会社 ユニヴァーサル映画
配給 大日本ユニヴァーサル社
レイティング

「ウォタルウ橋」のみんなのレビュー

「ウォタルウ橋」のレビューを書く



映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

今日誕生日の映画人 06/28

  • 該当する人物がいません

今日命日の映画人 06/28

  • 該当する人物がいません

注目記事

注目 2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 無料配信

「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ