ここが見どころ
原作者ウォーレス・ウェアがポール・モナシュと共同で脚色したものを、ボリス・シーガルが監督したアクションドラマ。撮影は「独立騎兵隊」のウィリアム・W・スペンサー、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演は新人のマーク・リッチマン、キャロル・ロッセン、フィリップ・オーバーなど。製作はチャールズ・ラッセル。
映画館で見る
配信で見る
Blu-ray&DVDで見る
TVで見る
この作品のレビュー
ユーザーレビュー
「暗黒街の野獣」のストーリー
全米に手をのばす不法賭博組織の本部に、その日1日の売上金を積んだ車が到着した。その時、不意に3人組に襲われ、1人が殺される。警官の出動により3人組の1人だけがつかまった。この男ジョーは組織の一員で、兄弟のフィル(フィリップ・パイン)やアルと一緒に縄張りを持っていたが、本部を預かるヴィンセント(マーティン・ゲーベル)が縄張りを荒らそうとするので、彼に一泡ふかせようとしたのだ。組織にはケイン(マーク・リッチマン)という若い弁護士がいたが、彼は悪徳弁護士業からそろそろ足を洗おうと考えていた。事件の翌朝、ケインが出勤するとフィル兄弟が待ちかまえ、兄を釈放するよう頼み込む。だが、ケインは断った。その夜、本部での祝賀会の席上で、ケインは自分の決意を幹部連に打ち明ける。困ったヴィンセントは、さっそく全国の大ボスを集めて策を練り、縄張りと引き替えにフィル兄弟にケインを始末させようと決める。兄弟は殺し屋を雇うが、その殺し屋は間違えてケインの恋人、ステラ(キャロル・ロッセン)を射殺する。ケインは恋人の死に復讐を誓う。ヴィンセントは彼に、フィル兄弟が仕返しをしたのだと吹き込むが、ケインには信じられない。やがて、ケインはフィルからすべてがヴィンセントの企みであることを聞くが、兄弟が殺されたため、証拠の挙げようがない。復讐のためにはこうする以外にないと決意したケインは、組織の首脳会議に押しかけ、幹部陣の目の前でヴィンセントの旧悪をことごとく暴く。仲間の制裁を受けて、ヴィンセントは死んだ。ステラのために復讐を果たしたケインは、連邦警察と手を握り、組織の摘発に協力しようと決心するのだった。
「暗黒街の野獣」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1962 |
公開年月日 | 1962年5月1日 |
製作会社 | MGM映画 |
配給 | MGM映画 |
レイティング | |
カラー/サイズ | モノクロ |