ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー

ふたりのぬーべるばーぐごたーるととりゅふぉー DEUX DE LA VAGUE
上映日
2011年7月30日

製作国
フランス

制作年
2010
上映時間
97分

レーティング
一般映画
ジャンル
アート

check解説

ヌーヴェル・ヴァーグを代表する2人に迫るドキュメンタリー。脚本は『カイエ・デュ・シネマ』元編集長アントワーヌ・ド・ベック。監督は、数々のドキュメンタリーを監督しているエマニュエル・ローラン。2009年カンヌ国際映画祭でヌーヴェル・ヴァーグ50周年記念作品として上映され、更なる編集を加えて完成した。
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「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」のストーリー

映画が誕生して以来のもっとも大きな衝撃と改革であるヌーヴェル・ヴァーグとは、多くの映画を見ることで映画を作り始めたシネフィルたち、すなわち映画の新世代である。批評家であると同時に監督である彼らが生み出した、書くことと撮ることの相互作用によるユニークな作品群は、映画史最初のムーヴメントであり、現代人が生きる世界を現在形で様式化したものだった。1959年5月、カンヌ国際映画祭で上映された「大人は判ってくれない」はセンセーショナルを巻き起こす。この1本の映画でヌーヴェル・ヴァーグの名を世界に知らしめたフランソワ・トリュフォーは、同映画祭で監督賞を受賞する。その直後、ジャン=リュック・ゴダールが「勝手にしやがれ」を発表する。ヌーヴェル・ヴァーグの評価は確固たるものとなり、2人の友情は永遠に続くかに見えた。しかし1968年の5月革命を境に、歴史と政治が2人を引き裂いていく。ゴダールは政治にのめり込み、トリュフォーは映画職人の道を選ぶ。そしてトリュフォーの分身といえる俳優ジャン=ピエール・レオは、2人の間で運命を翻弄される……。「大人は判ってくれない」のカメラテストを受けるレオ、演出の細部について語るトリュフォー、商業映画から身を引いていた頃のゴダールの姿など、貴重な映像で構成している。

「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」のスペック

基本情報
ジャンル アート
製作国 フランス
製作年 2010
公開年月日 2011年7月30日
上映時間 97分
製作会社 Films a Trois
配給 セテラ・インターナショナル
レイティング 一般映画
アスペクト比 不明
カラー/サイズ カラー
音量 不明

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