人間失格(2009)

にんげんしっかく
上映日
2010年2月20日

製作国
日本

制作年
2009
上映時間
134分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

太宰治による同題小説を映画化。幼少期から過剰な自意識を持っていた青年が、酒や女に溺れて破滅に向かうまでの心の彷徨を描く。監督は、「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎。撮影は、「おくりびと」の浜田毅。出演は、ドラマ『魔女裁判』の生田斗真、「ブラインドネス」の伊勢谷友介、「ヴァイブレータ」の寺島しのぶ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】人間失格 豪華版

  • 【DVD】人間失格

  • 【BD】人間失格 Blu-ray 豪華版

TVで観る

ユーザーレビュー

「人間失格(2009)」のストーリー

津軽では有名な資産家で貴族院議員の息子・大庭葉蔵は、作り笑いを練習し、体育の授業でわざと失敗して笑いを取るような少年だった。しかし、クラスメイトの竹一に、その計算を見抜かれる。竹一に取り入った葉蔵は彼から、将来女にもて、偉い絵描きになると予言される。高等学校に行くため上京した葉蔵(生田斗真)は、画塾で6歳年上の堀木(伊勢谷友介)と出会う。遊び人の堀木は葉蔵を、律子(大楠道代)が営むバー青い花に連れていく。泥酔した詩人の中原中也(森田剛)に絡まれ閉口していた葉蔵だったが、次第に彼も酒に溺れていく。葉蔵は竹一の予言通り、飲み屋の芸者たち、下宿先の娘・礼子(坂井真紀)、カフェの女給・常子(寺島しのぶ)など、女に不自由することはなかった。そして常子に自分と同じ寂しさを感じた葉蔵は、一緒に鎌倉の海で心中を図る。しかし、死んだのは常子だけだった。事件の後、さらに寂しさを募らせていた葉蔵は、偶然出会った中原と一緒に鎌倉に向かう。葉蔵は、子持ちの記者・静子(小池栄子)と出会い、彼女のアパートで暮らすようになる。しかし葉蔵はそのアパートを出て、青い花の2階で寝泊まりするようになる。そして向かいのタバコ屋の娘・良子に惹かれ、結婚する。良子との生活は穏やかで、葉蔵は次第に人間らしさを取り戻す。しかし、久しぶりに堀木と再会した日、葉蔵は思いがけない光景を目にする。

「人間失格(2009)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「人間失格(2009)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2009
公開年月日 2010年2月20日
上映時間 134分
製作会社 「人間失格」製作委員会
配給 角川映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ドルビーSRD
公式サイト http://www.ns-movie.jp/

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2010年4月上旬号 評論家発映画批評 「人間失格」
評論家発映画批評 「人間失格」
2010年3月下旬号 REVIEW 日本映画 「人間失格」
2010年3月上旬号 対談 荒戸源次郎×芝山幹郎「人間失格」を語る
2009年9月下旬号 撮影現場ルポ 「人間失格」
HOT SHOTS 「人間失格」撮影現場ルポ
2009年7月下旬号 HOT SHOTS 製作発表会見「人間失格」

今日は映画何の日?

注目記事