行旅死亡人

こうりょしぼうにん
上映日
2009年11月7日

製作国
日本

制作年
2009
上映時間
112分

レーティング
一般映画
ジャンル
サスペンス・ミステリー

check解説

“15年間、他人の名前で生活し、交通事故で死んだ男”という実際のニュースをヒントに、「ラザロ -LAZARUS-」3部作の井土紀州監督が作り上げたミステリー。自分になりすましていた人物の死を知った女性が、真相を探っていく。出演は、モデルを中心に活躍する藤堂海。第33回モントリオール世界映画祭招待作品。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「行旅死亡人」のストーリー

滝川ミサキ(藤堂海)は、ノンフィクション作家を目指し、地道に執筆を続ける24歳。だが、なかなかモノになるものが書けず、スーパーでアルバイトする日々を送っていた。そんなある日、彼女の元に一本の電話が入る。“滝川ミサキさんが急病で倒れ、病院に搬送されました”。自分が倒れたという電話に、訳がわからず面食らうミサキ。やがて、住民票を使って自分になりすましていた女がいることを知る。仕事の帰り、その女の顔を見ようと、同僚のアスカ(阿久沢麗加)を伴って入院先の病院を訪れる。昏睡状態のままベッドに横たわるその女(長宗我部陽子)の顔を覗き込むミサキ。しかし、彼女が目にしたのは、以前勤めていた出版社の吉村靖子だった。さらに困惑するミサキだったが、家族に知らせなければと、住所を調べて彼女の家を訪れる。だが、そこで応対に出た女性が思いがけない言葉を口にする。“吉村靖子は私だけど”。絶句するミサキ。“吉村靖子”という名もまた、他人のものだったのだ。一体、彼女は何ものなのか……?ミサキが途方に暮れていると、携帯が鳴る。女の容態が急変したというのだ。病院に駆けつけると間もなく、その女はわずかな言葉だけを残して、息を引き取った。ミサキは決意する。彼女の本当の名前と、何故他人になりすまさなければならなかったのか、その理由を突き止めると。真相の究明は、やがて壮絶な女の人生と交錯していくことになる……。

「行旅死亡人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「行旅死亡人」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2009
公開年月日 2009年11月7日
上映時間 112分
製作会社 日本ジャーナリスト専門学校(製作協力 スピリチュアル・ムービーズ)
配給 日本ジャーナリスト専門学校
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
音量 不明
公式サイト http://www.kouryo.com/

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2009年11月下旬号 REVIEW 日本映画 「行旅死亡人」
2009年11月上旬号 井土紀州と「行旅死亡人」 井土紀州監督インタビュー
井土紀州と「行旅死亡人」 コラム 井土紀州の礎
井土紀州と「行旅死亡人」 評論

今日は映画何の日?

注目記事