ミスター・ロンリー

みすたーろんりー MISTER LONELY
上映日
2008年2月2日

製作国
イギリス フランス

制作年
2007
上映時間
111分

レーティング
ジャンル
ラブロマンス

check解説

他人を演じることでしか生きられない男の、少し不思議でかなり不器用な姿を描いた、いとおしいほど純粋なラブストーリー。主人公・マイケルには「天国の口、終りの楽園。」のディエゴ・ルナが、その恋の相手・マリリンには「ギター弾きの恋」のサマンサ・モートンが扮している。監督は「ガンモ」のハーモニー・コリン。
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ユーザーレビュー

「ミスター・ロンリー」のストーリー

マイケル・ジャクソンとしてしか生きられない男、マイケル(ディエゴ・ルナ)。幼い頃から自分に違和感を覚え、別人になりたいと願った彼は、24時間365日、ずっとマイケルを演じることにしたのだ。仕事もマイケルのモノマネだから困ることは無い。英語しか話せないのに何故か住み着いたパリ。今日もストリートでマイケルのステップを披露するが、道行く人の反応は冷たかった。やがてマイケルは仕事で訪れた老人ホームで、マリリン・モンローのモノマネをするマリリン(サマンサ・モートン)と出会う。彼女はスコットランドの古城で仲間のモノマネ芸人たちと共同生活し、みんなで世界最大のショーを開こうとしていた。マリリンにたちまち恋をしてしまったマイケルは、彼女に誘われるままにスコットランドに向かう。そこで彼を出迎えたのはチャップリンやマドンナ、エリザベス女王やリンカーンなどになりきった人々だった。彼らはのどかな自然に囲まれた農場で鶏や羊を飼いながら自分たちの手で劇場を作っていた。そこで暮らし始めたマイケルは、とにかくマリリンのそばにいられるだけで幸せだった。やがて劇場が完成し、ついに地上最大のショーが始まった。精一杯芸に打ち込む一同。しかし観客の数は芸人の数より少なかった。失望と疲労に落ち込む一同をリンカーンが慰めた。しかし、陽気さを取り戻した彼らを更なる悲劇が襲った。マリリンが自殺してしまったのだ。悲しみを抱えたままパリに戻るマイケル。アパートでひとりぼんやりしているマイケルの耳元に、マリリンの声が聞こえてきた。「私には人生が苦しかったの。あなたは心を強く持って、諦めずに探し続けて」そのマリリンの言葉に励まされたマイケルは初めて「自分自身」として生きる決心をするのだった……。

「ミスター・ロンリー」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ミスター・ロンリー」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス
製作国 イギリス フランス
製作年 2007
公開年月日 2008年2月2日
上映時間 111分
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
レイティング
カラー/サイズ カラー

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2008年3月上旬号 劇場公開映画批評 「ミスター・ロンリー」