大日本人

だいにっぽんじん
上映日
2007年6月2日

製作国
日本

制作年
2007
上映時間
113分

レーティング
ジャンル
コメディ

check解説

お笑い芸人としてカリスマ的な人気を誇る松本人志による第1回監督作品。企画と主演も兼ねて、脚本は松本と彼のブレーンを長年にわたって務めている高須光聖が共同で手掛けた。「スーパーヒーロー」ものを松本ならではの解釈で描き、カンヌ国際映画祭の「監督週間」部門でも正式上映された。
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「大日本人」のストーリー

ひとりのうらぶれた男(松本人志)がインタビューを受けている。都内の一軒家で野良猫と暮らすその男は、「大佐藤大(だいさとうまさる)」という名前だった。インタビューのクルーは、彼のプライベートを追いかける。大佐藤は常に折りたたみ傘を携帯し、町の食堂で力うどんを好んで食べる。彼には、別居中の妻と娘がいる。そしてまた、老いた祖父が老人ホームにいた。祖父の面倒を見るのは、大佐藤大だけだった。大佐藤の仕事とは、街に獣が現れたときに巨大化して「大日本人」となり、それを退治するというものだった。先祖から世襲で続き六代目となる家業だが、最近は批判の声も多く、肩身を狭くしながら日々を過ごしている。かつて、祖父の時代には環境にも恵まれていたと語る六代目大佐藤。大日本人と獣の戦いはテレビ中継もされているが、昨今では深夜帯にしか流れていない。そんな状況を改善するため、女マネージャー(UA)は大日本人の身体に広告を入れることを提案して、やむなく大佐藤もそれを受け入れる。締ルノ獣(海原はるか)、跳ルノ獣(竹内力)、匂ウノ獣(板尾創路)、童ノ獣(神木隆之介)らを倒した大日本人の前に、最強の敵・ミドンが現れた。苦しめられる大日本人。そこに介入してきたのが「大アメリカ人」こと、スーパージャスティス(宮迫博之)とそのファミリーだった。あっという間にミドンを退治したスーパージャスティスたちは、大日本人をスーパージャスティス星へと招く。そこで行われるファミリーでの反省会に参加しながら、大日本人はひたすら困惑するのだった。

「大日本人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「大日本人」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 2007
公開年月日 2007年6月2日
上映時間 113分
製作会社 吉本興業
配給 松竹
レイティング
カラー/サイズ カラー

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2007年7月下旬号 劇場公開映画批評 大日本人