解説
「Bully/ブリー」など、アメリカの若者たちをありのままに描いてきたラリー・クラーク監督。彼が今回描いたのは、L.A.の危険な地域サウス・セントラルに住むラテンアメリカ系移民の少年達。実際にサウス・セントラルで暮らすティーンエイジャーを起用し、音楽も現地のラティーノが奏でるパンクロックを使用したパンク青春映画。
ユーザーレビュー
「ワサップ!」のストーリー
アメリカの中で危険な土地のひとつといわれているL.A.サウス・セントラル。ジョナサン(ジョナサン・ヴェラスケス)は母親と父違いの兄・エディ(エディ・ヴェラスケス)との3人暮らし。近所には“スパムボール(精子玉)”というあだ名のミルトン(ミルトン・ヴェラスケス)、童貞のキコ(フランシスコ・ペドラサ)、キコの兄貴のカルロス(カルロス・ラミレス)、ルイ(ルイ・ロハス=サルガド)、そして女をはらませて別れたという過去を持つポーキー(ウスヴァルド・パナメノ)がいる。学校が終わったら時に公園で戯れ、時に家でパンクロックを弾き鳴らす。ある日、7人はビバリーヒルズへと旅立つ。スケーターの憧れ、ビバリーヒルズ高校にある”9つの階段”でスケボーをするために。到着し早速滑っていると、白人の姉妹、ジェイド(ローラ・セルナー)とニキ(ジェシカ・スタインボーム)に声をかけられる。「私たちはここに住んでるの。絶対に来て」彼女たちは白人で金持ちの嫌味な奴らと一緒に消えて行った。今度は白人の警官が7人に声をかける、ここはスケボー禁止区域だと。警官はキレだして本気で捕まえにかかった。必死で逃げる7人だが、カルロスのみが警官に捕われてしまう。”9つの階段”で出会った姉妹の家へ行く6人。彼女たちは快く彼らを受け入れた。情事に耽るジョナサン。いざ、セックスをしようとするキコのところに、さっき会ったリッチボーイがいきなり部屋に入ってきて、無抵抗の彼に拳をふるう。彼らがあわてて逃げる中、ジョナサンはこっそりジェイドにキスをした。家から家へ、逃げまどう6人。豪邸での豪華すぎるパーティーでスカウトされるも、アクシデントでディレクターは階段から転げ落ち、俳優の家では最後に残ったルイが、ピストルで撃たれてしまう。とうとう5人になってしまった仲間。それでも、彼らは笑う。笑って生きるしか、もうないのだ……。
「ワサップ!」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ワサップ!」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2007年1月27日 |
上映時間 | 107分 |
製作会社 | グラスキープロダクション |
配給 | ファインフィルムズ=ハピネット |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |