春の雪

はるのゆき
上映日
2005年10月29日

製作国
日本

制作年
2005
上映時間
129分

レーティング
ジャンル
文芸

check解説

大正初期の貴族社会を舞台に、愛し合いながらも結ばれぬ男女の悲恋を描いた文芸ドラマ。監督は「北の零年」の行定勲。三島由紀夫による原作を基に、「世界の中心で、愛をさけぶ」の伊藤ちひろと「COSMIC RESCUE The Moonlight Generations」の佐藤信介が共同で脚色。撮影を「珈琲時光」の李屏賓が担当している。主演は「ローレライ」の妻夫木聡と「いま、会いにゆきます」の竹内結子。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】春の雪

  • 【DVD】春の雪~清顕と聡子の追想物語~

TVで観る

ユーザーレビュー

「春の雪」のストーリー

大正初期。松枝公爵家のひとり息子・清顕と、公家の家系である綾倉伯爵家の令嬢・聡子。幼なじみのふたりは、互いを秘かに恋い慕っていた。しかし、清顕は心の未熟さから聡子への気持ちを素直に認められない。そんな中、聡子に宮家の王子・洞院宮治典王殿下との縁談が持ち上がる。清顕への想いを断ち切れない聡子は、幾度となく手紙を認め彼からの求愛を待ち続けるが、清顕は冷たい態度を取るばかり。やがて、聡子と宮家の縁談に勅許が下った。もう、引き返すことは出来ない。ところが、清顕はその時になって初めて聡子への愛に気づくのであった。堰を切ったように溢れ出ずる聡子への想い。ふたりは、人目を忍び逢瀬を重ねるようになる。だが、そのようなことがいつまでも続く訳もなく、聡子の懐妊をきっかけに、ふたりの仲は引き離されてしまう。堕胎した聡子は出家を決意した。それを知った清顕は、彼女を追って奈良の月修寺門跡のもとを訪れる。しかし、遂に聡子に会うことは叶わない。胸を患っていた彼は、次の世で聡子と巡り会うことを信じて、帰京の車中で息絶える。

「春の雪」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「春の雪」のスペック

基本情報
ジャンル 文芸
製作国 日本
製作年 2005
公開年月日 2005年10月29日
上映時間 129分
製作会社 東宝=フジテレビジョン=ホリプロ=S・D・P=博報堂DYメディアパートナーズ
配給 東宝
レイティング

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2005年9月上旬号 撮影現場訪問・話題作のいま 「春の雪」
2005年11月上旬号 巻頭特集 「春の雪」 グラビア
巻頭特集 「春の雪」 妻夫木聡 インタビュー
巻頭特集 「春の雪」 竹内結子 インタビュー
巻頭特集 「春の雪」 行定勲監督 インタビュー
巻頭特集 「春の雪」 クライマックスへの執念
巻頭特集 「春の雪」 リー・ピンビン インタビュー
巻頭特集 「春の雪」 中村裕樹 インタビュー
巻頭特集 「春の雪」 藤井浩明 インタビュー
巻頭特集 「春の雪」 作品評
2005年12月下旬号 劇場公開映画批評 春の雪
2006年1月上旬新春号 日本映画紹介/外国映画紹介 春の雪