さすらいの大空

さすらいのおおぞら
上映日
1969年9月6日

製作国
アメリカ

制作年
1969
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

壮快なスカイダイビング・ショウの命知らずの男たちを描いた人生ドラマ。ジェームズ・ドラウトのベストセラーを「グラン・プリ」のウィリアム・ハンリーが脚色。「フィクサー」のジョン・フランケンハイマーが監督した。撮影は「フィニアンの虹」のフィリップ・ラスロップ、音楽は「コマンド戦略」のエルマー・バーンスタインの担当。出演は「泳ぐひと」のバート・ランカスター、「汚れた7人」のジーン・ハックマン、「冷血」のスコット・ウィルソン、「007/カジノ・ロワイヤル」のデボラ・カー、など。製作はエドワード・ルイス、ホール・ランダース、ボビー・ロバーツ。
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ユーザーレビュー

「さすらいの大空」のストーリー

アメリカ中西部の小さな町々を渡り歩いているスカイ・ダイビング・ショウのジプシーのような男たち。レティッグ(バート・ランカスター)、ブラウディ(ジーン・ハックマン)、マルカム(スコット・ウィルソン)たちがそれだ。彼らがカンサスのブリッジビルに入ったのは暑い夏の日。マルカムの伯母エリザベス(デボラ・カー)が、3人を自宅に招待した。レティッグとエリザベスは、会った時から互いに強くひかれた。エリザベスは、夫のブランドンとうまくいっていない。レティッグは、このやさしい夫人のために集会でスカイ・ダイビングの話をしてやった。公園の散歩に出た2人は、いつしか愛を語り合うようになっていた。だが、一緒に来ないかというレティッグの申し出にエリザベスは悲しげに首をふった。スカイ・ダイビング・ショウは、町の人々を熱狂させた。いよいよ呼び物のケープ・ダイビング。レティッグのパラシュートは開かずに、そのまま彼は地上に砕けてしまった。翌日はレティッグの弔い合戦。マルカムは死をはね返し、みごとケープ・ダイビングに成功した。だが、彼はこれを最後にショウから足をあらう決心をした。死より生きる方法を選ぼうと考えたのだ。残されたブラウディは、映画のスタントマンにでもなろうと、西部に向かうことに決めた。これからの目安もなかったが、マルカムもその夜の列車で去った。時ならぬ嵐が去って、ブランドン家はまたもとの静けさに戻った。

「さすらいの大空」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「さすらいの大空」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1969
公開年月日 1969年9月6日
製作会社 フランケンハイマー・プロ=E・ルイス・プロ
配給 メトロ
レイティング
カラー/サイズ カラー

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