罪と罰(1983)

つみとばつ Crime and Punishment
上映日
2002年1月26日

製作国
フィンランド

制作年
1983
上映時間
93分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

殺人を犯した青年の行動を乾いたタッチで描く作品。「白い花びら」のアキ・カウリスマキ、監督長編第1作。原作はロシアの文豪、ドストエフスキーの同名小説。出演はマルチ俳優として活躍するマルック・トイッカ、「愛しのタチアナ」までカウリスマキ作品の顔だったマッティ・ペロンパー、カウリスマキ作品の常連名脇役であるエスコ・ニッカリほか。1983年第1回フィンランド・ユッシ賞最優秀処女作品、最優秀脚本賞受賞。
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ユーザーレビュー

「罪と罰(1983)」のストーリー

食肉解体工場で働く青年ラヒカイネン(マルック・トイッカ)は、仕事が終わった後に突然一人の中年男を射殺する。彼は唯一の目撃者であり第一発見者の女、エーヴァ(アイノ・セッポ)の働く店を訪ね、自分を警察に売ってもかまわないと告げる。部屋に帰った彼を待ち受けていたのは、スネマン警部(オッリ・トゥオミネン)。巧みな論理で捜査を難航させるラヒカイネンだが、事件の起こった時間にアリバイがないため、エーヴァによる面通しが行なわれた。ところが彼女は、彼は犯人ではないと証言。エーヴァはラヒカイネンに自首を勧め、愛を告げるが、彼は拒否。やがてラヒカイネンが罠を仕掛けて警察に逮捕させた浮浪者が、警察の取り調べに疲れて偽りの自白をしてしまう。高飛びしようとするラヒカイネンだったが、突然引き返し、警察に自首。8年の刑となったラヒカイネンのもとに、エーヴァが面会にやってくる。ずっと待つと告げるエーヴァの愛を、ラヒカイネンはまたも拒否。彼女はただ彼の背中を見送るだけであった。

「罪と罰(1983)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「罪と罰(1983)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フィンランド
製作年 1983
公開年月日 2002年1月26日
上映時間 93分
製作会社 ヴィレアルファ
配給 ユーロスペース
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード

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