ここが見どころ
中国人娘のボディガードを依頼された殺し屋がたどる道行きを描いたアクション・ロードムービー。監督・脚本は俳優の小沢仁志で、製作をつとめた「SCORE」に続き本作では監督デビューも飾っている。撮影は高橋俊光。主演は小沢と、台湾出身のアイドルでこれが日本映画初出演となるビビアン・スー。
映画館で見る
配信で見る
Blu-ray&DVDで見る
TVで見る
この作品のレビュー
ユーザーレビュー
「殺し屋&嘘つき娘」のストーリー
灼熱のフィリピン、ジョーカーと呼ばれる殺し屋は、彼のエージェントから最後の仕事を引き受ける。それは、麗華という中国人の娘をエル・レイの町まで送り届けるというものだった。犯罪組織に捕らえられていた麗華を救い出したジョーカーは、追撃してくる組織をかわすため、その場に居合わせたオンボロ・タクシーに飛び乗り、運転手のサルを巻き込んで逃亡を開始する。ところが、麗華は大きなバッグを大事そうに抱えたまま、かたくなに心を閉ざすばかりだった。しかも、麗華はジョーカーから逃れたい一心で、サルと共謀してジョーカーを車から振り落としてしまう。麗華はサルに案内され安宿にたどりつくが、実はそこは組織の息のかかったアジトで、サルも麗華の見張りに立っていた組織の人間だった。再び囚われの身になった麗華のバッグからは大量のコカインが発見され、サルたちはコカインを奪って逃亡を企むが、駆けつけたジョーカーによって麗華ともども奪い去られる。ところが、ようやくエル・レイに到着したジョーカーと麗華を待ち受けていたのは、麗華の兄・スネークによる容赦のない銃弾だった。どうにかその場を逃げ出したジョーカーと麗華は、あとをつけてきたサルを仲間にひきこむが、再びスネークの襲撃を受ける。兄に頼まれて組織からコカインを奪ってきた麗華に、実は組織のボスであるスネークは、妹をコカインの運び屋として利用したのだと告白した。あまりの非道さに怒りを覚えたジョーカーはスネークを撃とうとするが、その銃弾は兄を庇った麗華にあたってしまう。ジョーカーとサルは逃げたスネークをコカインの取引現場で押さえ、純真な麗華の復讐戦とばかりに銃弾を浴びせた。
「殺し屋&嘘つき娘」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1997 |
公開年月日 | 1997年8月30日 |
上映時間 | 86分 |
製作会社 | 衛星劇場(製作協力*松竹第一興行=ラ・トリニダード・プロダクション=DIGEX INC.) |
配給 | 松竹=松竹富士 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |