解説
ロサンゼルスのショッピングセンターを舞台に、中年夫婦の結婚生活の危機を描いたコメディ。夫であり弁護士であるニック役をウディ・アレンが、妻であり心理学者であるデボラ役をベッド・ミドラーが演じる。製作、脚本、監督、出演の四役をこなすのは、「パラドールにかかる月」「敵、ある愛の物語」を監督したポール・マザースキー。共同製作は「結婚しない女」「敵、ある愛の物語」などのパト・ガズマン。共同脚本はロジャー・サイモン。撮影は「勝利への旅立ち」「敵、ある愛の物語」のフレッド・マーフィー。衣装は「オール・ザット・ジャズ」「ソフィーの選択」でアカデミー賞を受賞したアルバート・ウォルスキー。音楽は、「恋人たちの予感」「ミザリー」などを手掛け、もともとベッド・ミドラーのバックアップ・グループの音楽ディレクターでもあったマーク・シャイマンが担当した。
ユーザーレビュー
「結婚記念日」のストーリー
ロサンゼルスの高級住宅地で、スキーに行く子供たちを見送るニック(ウッディ・アレン)とデボラ(ベッド・ミドラー)。二人は弁護士と心理学者という組み合わせの超インテリ・カップルで、富と地位の面でも理想的な夫婦だった。子供達が出掛けた後、二人は自分たちの17回目の結婚記念パーティーの準備のためにショッピングセンターへ買い物に出掛けた。モール内の書店では、デボラの書いた結婚に関する書物がベストセラーになっていた。中を見ると束縛し合わないのが結婚を長持ちさせる秘訣と書いてある。妻の本に触発されたニックは、突然自分の浮気をデボラに告白した。ところがデボラは激怒、離婚すると言い出した。ニックは慌ててデボラをなだめるが、今度はデボラが自分の浮気を告白して反撃してきた。ニックは当然怒り、今度はデボラがニックの機嫌を取らなければならなくなった。ショッピングモールの中を移動しながら言い争いを繰り返す二人。しかし、最後には和解し、記念日のパーティーのために家路に着くのだった。
「結婚記念日」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「結婚記念日」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1991 |
公開年月日 | 1991年9月21日 |
製作会社 | タッチストーン・ピクチャーズ作品 |
配給 | ワーナー・ブラザース |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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