ログイン
解説
ひょんな事から大学の相撲部に入ることになった大学生の奮闘をコミカルに描いた異色相撲コメディ。脚本・監督は「ファンシイダンス」の周防正行。撮影は「風、スローダウン」の栢野直樹がそれぞれ担当。
映画館で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「シコふんじゃった。」のストーリー
キリスト教系の教立大学4年の秋平は、父親のコネで就職も決まり、残りわずかな大学生活を思いっきりエンジョイしていた。ある日、卒論指導教授の穴山に呼び出される秋平。授業に一度も出席したことのなかった秋平は、穴山から卒業と引き換えに、彼が顧問をしている相撲部の試合に出るよう頼まれ、仕方なく引き受けてしまう。ところがその相撲部の部員は8年生の青木ひとりだけ。相撲を心から愛しているものの一度も試合に勝ったことがない。やがて秋平と同じようにデブのクリスチャン田中と、秋平の弟・春雄が入部。さらに春雄に思いを寄せるデブ女の正子がマネージャーとして参加。このメンバーで何とか団体戦に出場するが惨敗。秋平は思わず「今度こそ勝ってやる！」とＯＢ達に宣言。こうして3カ月後のリーグ戦を目指すことになってしまう。そんな秋平らを見守る名誉マネージャーの夏子。それにイギリスからの留学生スマイリーも加わるが、人前でお尻をさらけ出すことを拒むスマイリーは、まわしの下にタイツをはく始末。名門相撲部復活をかけて厳しい練習の毎日が続く。そして夏合宿を経て、ようやくリーグ戦出場。秋平らは何とか勝ち進んでいくがやや苦戦気味。スマイリーも彼らの奮闘する姿に圧倒され、ようやくタイツをはぎ取り試合に出場。教立大学相撲部は優勝するのだった。そして、部員はそれぞれの道を歩み、いつしか相撲を心から愛するようになった秋平は、ひとり相撲部に残る決意を固めるのだった。
「シコふんじゃった。」のスタッフ・キャスト
| スタッフ |
|---|
| キャスト | 役名 | |
|---|---|---|
「シコふんじゃった。」のスペック
| 基本情報 | |
|---|---|
| ジャンル | コメディ |
| 製作国 | 日本 |
| 製作年 | 1991 |
| 公開年月日 | 1992年1月15日 |
| 上映時間 | 103分 |
| 製作会社 | 大映＝キャビン提携 |
| 配給 | 東宝 |
| レイティング | 一般映画 |
| アスペクト比 | アメリカンビスタ（1：1.85） |
| カラー/サイズ | カラー／ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
| 関連記事一覧 | |
|---|---|
| 2019年10月上旬特別号 | 巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第6弾 1990年代日本映画ベスト・テン ベスト16 解説 |
| 2015年4月上旬号 | UPCOMING 新作紹介 キネマ旬報ベスト・ワン特集上映「シコふんじゃった。 デジタルリマスター版」 |
| 1991年11月上旬号 | 撮影現場訪問 シコふんじゃった。 |
| 1992年1月下旬号 |
グラビア《Coming Attractions》（新作紹介） シコふんじゃった。 特集 シコふんじゃった。 対談 周防正行×柄本明 特集 シコふんじゃった。 大映新路線の系譜 特集 シコふんじゃった。 作品論 |
| 1992年3月下旬号 |
日本映画批評 シコふんじゃった。 日本映画紹介 シコふんじゃった。 |
| 1992年5月下旬号 | 特別対談 淀川長治×周防正行 「日曜洋画劇場」から「シコふんじゃった。」まで |
