息子の青春

むすこのせいしゅん
上映日
1952年6月25日

製作国
日本

制作年
1952
上映時間
44分

レーティング
ジャンル
ドラマ
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】息子の青春/まごころ

TVで観る

ユーザーレビュー

「息子の青春」のストーリー

小説家越智英夫は、「息子の青春」という小説を書こうと思っている。それは、長男の春彦が十八歳になり、近頃頭の毛を伸ばしだしたりしたことによるのだった。それにどうやら仲の良い女の友達もいるらしい。そのうちに、質実剛健な無骨者になるだろうと思っていた次男の秋彦までが髪を伸ばしだして両親を驚かせた。やがて春彦の誕生日に、彼の女友達森川たみ子を招待して欲しいと彼自身から申し出るので、夫妻は快く承知してやった。誕生日の当日、春彦よりも夫妻の方がたみ子を心待ちにしていた。そしてたみ子が感じのよい娘なので、ほっと安心するのだった。誕生日の招待の返礼に、たみ子の家から春彦を歌舞伎座に招待してきた時には、初めて背広も作ってやった。そのうち、弟の秋彦があまり評判のよくない植村幸一と交際していることで、心配しなければならなくなった。そして遂に秋彦は、幸一の巻き添えで警察に保護検束された。幸一が江の島へ遊びに来た学生を脅迫して腕時計を奪ったという事件であるが、幸一の父泰三が頑強にそれを否定するので、二人とも釈放にならないのだった。植村泰三の言い分は、親爺くらい息子を信用してやらなければ、息子が本当の不良になる恐れがある、というものだった。越智はその親心にも頭を下げたが、彼が引き受けて警察へ掛け合い、幸一と秋彦を連れて帰ってきた。親たちは、その二人を温かく迎えてやるのだった。

「息子の青春」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「息子の青春」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1952
公開年月日 1952年6月25日
上映時間 44分
製作会社 松竹大船(シスター)
配給 松竹
レイティング
カラー/サイズ モノクロ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1952年6月上旬号 日本映画紹介 息子の青春
1952年8月上旬号 日本映画批評 息子の青春