兄貴の恋人

あにきのこいびと
上映日
1968年9月7日

製作国
日本

制作年
1968
上映時間
84分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

「女と味噌汁」の井手俊郎がシナリオを執筆し、「首」の森谷司郎が監督した青春もの。撮影は「ゴー!ゴー!若大将」の斎藤孝雄。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】兄貴の恋人

TVで観る

ユーザーレビュー

「兄貴の恋人」のストーリー

女子大生の節子は、兄の鉄平のことになると箸の上げ下しにまで口を出す。だから、鉄平に縁談がおきると、本人よりも目の色を変え、結局、相手に散々ケチをつけてぶちこわしてしまうのだった。そんなある日、商事会社に勤める鉄平は、辞職する女子社員の和子の送別会に、プレゼントのブローチを買ったのだが、麻雀に誘われて和子に手渡すのを忘れてしまった。和子の代りに転属されてきた久美は節子の友だちで、節子は鉄平の動静を逐一、知ることができた。酔っばらいにからまれていたのを鉄平が救った美人、京子のことも、鉄平を好いているバーのマダム玲子のことも、節子には筒抜けだった。しかし、彼女は兄との仲が急速に進んでいる女性緑のことは知らなかった。偶然、プールで仲良く泳ぐ鉄平と緑を見た節子は、緑に対して初めて女の嫉妬を感じた。一方、鉄平の方は金持ちで美人の緑を結婚の対象に考え始めていたが、急に和子のことを思い出した。そして、月並みなブローチを高価なハンドバッグに代えて、和子に贈った。そのころ、彼にアメリカ行きの話が持ち上った。その時になって、鉄平は和子に求婚したが和子はそれを断った。母も、もちろん節子もこの結婚に反対だったので、鉄平は一応は諦めはしたものの、やはり和子のことが心に残る。彼は再び求婚したが、和子はかたくなに鉄平の申し出を断るのだった。そんな鉄平を見ていた節子は、鉄平が真剣になっていることを知った。そして妹として初めて兄のために尽くそうと決心したのだ。鉄平が出発する直前まで、節子は和子に会い、鉄平と結婚するよう説得し、とうとう承諾させたのだった。

「兄貴の恋人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「兄貴の恋人」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968年9月7日
上映時間 84分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1968年8月下旬号 次回作 「兄貴の恋人」
1968年9月下旬号 新作グラビア 兄貴の恋人
日本映画紹介 兄貴の恋人
1968年10月下旬号 日本映画批評 兄貴の恋人

今日は映画何の日?

注目記事