べらんめえ芸者と大阪娘

べらんめえげいしゃとおおさかむすめ
上映日
1962年2月7日

製作国
日本

制作年
1962
上映時間
88分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

べらんめえ芸者シリーズの第三作。スタッフは前回の「べらんめえ芸者佐渡へ行く」と同じ。
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「べらんめえ芸者と大阪娘」のストーリー

天下のべらんめえ芸者、富貴乃家の小春姐さんは、妹芸者美千代と梅奴をつれて年始まわりの途中、下駄問屋三角商店の鉄也と会った。小春の尽力で浮浪児から足を洗った因縁で、鉄也は小春に頭が上がらない。父のすすめる縁談が気に入らず、大阪から恋人のいる東京へ逃げてきた真弓という娘が、三角屋商店の居候になった。彼女は小春と瓜二つだが、大変におとなしいので鉄也はゴキゲン。一方、小春は目下売り出し中の「恋の活力素・ポンジュース」をのんだ〆香が腹痛を起こしたことから、発売元の道頓堂本舗にどなり込むが、母の電話で〆香の腹痛は食べすぎと判った。青年支店長桧山圭吉の男らしい態度は、小春の心をとらえずにはおかなかった。ところで、奇縁にも真弓の恋人こそ、恋の活力素のキャッチフレーズの立案者馬場三郎であった。真弓の父、日暮研造の経営する工場は道頓堂の資本が入っているところから、おいそれとは断れない縁談なのだ。真弓から事情を聞いて愕然とした三郎は、当分は形勢を観望することにきめた。まもなく、真弓にアルバイト口を頼まれていた鉄也が、一晩で三万円という素晴らしい仕事を探してきた。かねてから小春のステージ出演を望んでいたナイトクラブ・ハリケーンの支配人を口説き落としたのだ。真弓は小春に援助を求め、そのとき真弓の生い立ちを聞いた小春は、自分と真弓が双生児の姉妹だと知った。ハリケーンは名妓小春をステージに迎えて大盛況。実は本物の小春だが、真弓とばかり思い込んでいる鉄也は有頂天である。圭吉が惚れているのが小春、三郎が恋しているのが真弓なのだが、ハリケーンの舞台以来それが妙にこんがらかって事件はもつれるばかり。しかし、小春の努力ですべては円満に納まり、三郎と真弓はめでたく結ばれた。

「べらんめえ芸者と大阪娘」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「べらんめえ芸者と大阪娘」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962年2月7日
上映時間 88分
製作会社 ニュー東映
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 モノラル

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