解説
親子三代のメスラッコを中心にラッコたちの生態を描く。監督は脚本も執筆しているこれが第一回作品となる永田貴士、撮影は片岡二郎、菱田誠、水中撮影は中村宏治がそれぞれ担当。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ラッコ物語」のストーリー
アラス力の春、夏はラッコたちが愛を語り合う季節。エミリアも夫とこの時機に出逢った。愛の日々が数日続くとラッコには悲しい宿命が待ち受けている。子供を宿したラッコは夫と別れ、岩礁や水中で新しい生命を生みだすのだ。エミリアも可愛い女の子、エミを岩礁で誕生した。半年後、他の動物と同様にもう一つの悲しい宿命、母と子の別離が待ち受けている。強烈にエミに噛みつくエミリア、子別れの儀式が何日も続くが、エミは母親のもとを離れようとしない。そんな時、密猟者のライフルがエミリアに命中した。アラスカの大自然の中で、幼いながらもひとりで生きる難しさを、身をもって体験していかなければならないエミ。そんなエミを鞭打つかのように嵐が襲う。数日後、少年たちによって助けられたエミは、帰郷の旅を始める。母エミリアから教えられた呪文は、エミに強運をもたらせ遭遇から身を守るだけでなく、旅の心強い支えとなった。エミがいちばん嬉しかったのは新しい仲間たちとの出逢いである。また、最愛なる夫との出逢いは安息の日々を与えた。やがて、エミは身篭り、エミリンを生んだ。そそっかしいエミの子育ては一苦労だったが、エミリンはすくすく育っていく。だが、幸福な日々は長く続かなかった。天敵の白頭ワシがエミ、エミリン親子を襲ったのである。エミは必死でエミリンの姿を追うが見つけられない。やがてふたりは再会し、また仲睦まじく暮らしていく。
「ラッコ物語」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「ラッコ物語」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1987 |
公開年月日 | 1987年7月25日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | 関西テレビ放送=エム・ジェー・アイ |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1987年7月下旬号 | グラビア ラッコ物語 |
1987年8月下旬号 | 日本映画紹介 ラッコ物語 |