魔性の夏 四谷怪談より

ましょうのなつよつやかいだんより
上映日
1981年5月23日

製作国
日本

制作年
1981
上映時間
96分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ ホラー

check解説

お馴染鶴屋南北の『四谷怪談』を青春群像ドラマとして映画化。脚本は「スローなブギにしてくれ」の内田栄一、監督は「海よお前が-帆船日本丸の青春-」の蜷川幸雄、撮影は「五番町夕霧楼(1980)」の坂本典隆がそれぞれ担当。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】魔性の夏

  • 【DVD】魔性の夏 四谷怪談・より

  • 【DVD】魔性の夏 四谷怪談・より

TVで観る

ユーザーレビュー

「魔性の夏 四谷怪談より」のストーリー

ある夜、伊右衛門は、自分の旧悪を知っている妻、いわの父、四谷左門におどされ、闇討ちにした。その頃、伊右衛門の仲間の直助は、恋の遺恨から、佐藤与茂七を殺そうとした。しかし、殺されたのは、人違いで与茂七の仲間だったが、直助は気づかなかった。いわとその妹で与茂七の妻のそでは、父や良人を失って悲しむが、伊右衛門と直肋は、何喰わぬ顔で仇討の助太刀を約束する。しかし、伊右衛門といわの仲は次第にまずくなっていく。そんな生活の中で、伊右衛門は隣家の伊藤喜兵衛の娘、うめと恋仲になっていった。喜兵街は娘可愛さから、いわに毒薬を飲ますように伊右衛門をそそのかす。乳の出る薬と信じて毒薬を飲んだいわは、醜悪な顔と化していく。さらに伊右衛門は岡場所の主人、宅悦に間男まですすめ、うめと祝言をあげてしまう。そして、怨みの中で死んだいわを、伊右衛門は戸板に打ちつけ、川に流してしまう。それ以後、いわの怨霊が伊右衛門をはじめ、喜兵衛、うめにとりつき始めた。怯えた伊右衛門は狂ったように、喜兵衛、うめを斬り殺す。その頃、直助と夫婦暮しをしていたそでの所に、死んだと思っていた与茂七が現れた。与茂七は憎き直助に刀を向けるが、誤ってそでを斬ってしまい、彼女は哀れな最期をとげた。しかし、直助も与茂七の刀で斬り殺される。さらに、復讐の鬼と化した与茂七は、怯え狂う伊右衛門と対峙する。そして、凄絶な斬り合いで二人はともに絶命するのだった。

「魔性の夏 四谷怪談より」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「魔性の夏 四谷怪談より」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ ホラー
製作国 日本
製作年 1981
公開年月日 1981年5月23日
上映時間 96分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1981年5月下旬号 グラビア 魔性の夏 四谷怪談より
特集 「魔性の夏・四谷怪談より」 対談 蜷川幸雄×萩原健一
特集 「魔性の夏・四谷怪談より」 撮影所訪問
特集 「魔性の夏・四谷怪談より」 製作日誌
特集 「魔性の夏・四谷怪談より」 坂本典隆撮影監督に聞く
特集 「魔性の夏・四谷怪談より」 脚本
1981年6月下旬号 日本映画紹介 魔性の夏・四谷怪談より
1981年7月上旬号 日本映画批評 魔性の夏