ここが見どころ
「ある晴れた朝突然に」の台詞を担当したミシェル・オーディアールの原案・台詞を、「太陽の下の10万ドル」のマルセル・ジュリアンとジャン・マルサンが脚色、「スパイ対スパイ」のジョルジュ・ロートネルが監督したアクション・コメディ。撮影は「小間使の日記」のモーリス・フェルー、音楽はベルナール・ジェラールが担当した。出演は「彼奴を殺せ」のリノ・ヴァンチュラ、パリの新星ミレーユ・ダルク、「殺人者に墓はない」のジャン・ルフェーブル、「穴」のミシェル・コンスタンタンほか。製作は「真実」のロジェ・ドゥベルマ。イーストマンカラー、テクニスコープ。
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「女王陛下のダイナマイト」のストーリー
コート・ダジュールでボート業を営むアントワーヌ(L・バンチュラ)は、今は堅気だが、六年前までは、ちょっとしたやくざの顔ききだった。ある日、昔の仲間が訪れ、四百万フランを借りていった。そしてニースに住むミシャロンなる男に貸しがあるから、彼から取り立てるよう言いおいて立ち去った。アントワーヌは、ニースでレストランを経営する旧友ジェフを訪ね、ミシャロンの噂をきいた。その夜、ミシャロンを訪ねると、そこへ殺し屋が来あわせ、間一髪、アントワーヌは殺し屋を倒した。彼はミシャロンをつれ、ジェフの家へ帰ったが翌朝、殺し屋の親分で、大佐と呼ばれる男が現われ、自分の邸宅へ、アントワーヌを呼びつけた。大佐は、ビートルズまがいの、いでたちをした十数人のチンピラを輩下とし、ソ連政府より、フランス政府に送られてくる金塊を横取りしようとしているイギリス人だった。そして、この計画を、ミシャロンにかぎつけられたらしいというのだ。そして部下の一人を人質に、ミシャロンを渡せというのだった。いやがるミシャロンを説得したアントワーヌだったが、やってきた人質が、ジェフ宅をダイナマイトで爆破させた。イギリス人の、女王陛下に誓うダイナマィト作戦が始まった。あやうく助かったミシャロンをつれて、ジェフとアントワーヌは逃げ始めた。そして、ミシャロンの美しい妻ユグランチーヌ(M・ダルク)の家へ逃げたが、そこも爆破された。やくざの世界から足を洗ったアントワーヌも、ついに怒った。ダイナマイトには、ダイナマイトを、というわけで、壮烈な爆破戦が開始された。やはり、昔とったなんとかでアンワーヌ一味の完勝に終わった。
「女王陛下のダイナマイト」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | フランス |
製作年 | 1966 |
公開年月日 | 1966年9月3日 |
製作会社 | ゴーモン |
配給 | 東京第一フィルム |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |