赤と青のブルース

あかとあおのぶるーす
上映日
1961年5月7日

製作国
フランス

制作年
1960
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

「大人は判ってくれない」のシナリオを書いていたマルセル・ムーシーの監督進出第一回作品。脚本も彼自身で、彼自身とジャン・ポール・ラプノーがそれを脚色した。撮影はピエール・ロム。音楽はアンリ・クロラとアンドレ・オディール。出演するのは「太陽がいっぱい」のマリー・ラフォレをはじめ、新人ジャック・イジュラン、ピエール・ミシェルなど。クロード・シャブロル監督が特別出演している。製作はジュール・ボルコン。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】赤と青のブルース

TVで観る

ユーザーレビュー

「赤と青のブルース」のストーリー

両親も避暑に出かけてしまい一人パリのアパートに残って試験勉強をしているアンヌ・マリー(マリー・ラフォレ)のところに、ジャン・ポール(ジャック・イジュラン)がドライヴのさそいにやって来た。勉強にもぼつぼつ飽きていたアンヌ・マリーは喜んで南仏サン・トロペへのドライヴに出発する。避暑客でにぎわうサン・トロペでアンヌ・マリーはジャン・ポールの紹介で愉快なグループと親しくなった。若い彼等とアンヌ・マリーはダンスにヨットにと楽しい時を過すのだった。ある夜、ジャン・ポールの発案で屋外パーティがひらかれた。モダンジャズとアルコールの興奮に、若い男女は次々に海に飛び込んでいった。アンヌ・マリーの大胆なビキニ姿の写真が土地の新聞のスキャンダル・ページをかざったのはその翌朝のことである。グループの一員になっていたジャック(ピエール・ミシェル)という青年にひかれてデイトを楽しんでいたアンヌ・マリーは、両親からの長距離電話でそのことを知った。おどろいた彼女はパリに連れて帰ってもらおうとジャン・ポールの姿をさがす。やっと近所の洞穴に壁画の制作にうち込むジャン・ポールを見つけた彼女に、ジャン・ポールの言葉はつめたかった。ジャックへの嫉妬が彼をそうさせたのだ。壁画の女はまがうことなきアンヌ・マリーであった。あきらめたアンヌ・マリーはパリまでの車を仲間に頼む。美しいアンヌ・マリーの頼みは二つ返事だ。だが彼女の心は晴れなかった。その時かけつけたジャン・ポールの唇から彼女に対する愛の言葉がささやかれた。今はジャン・ポールを愛していると知ったアンヌ・マリーは彼の胸にとび込んだのだった。

「赤と青のブルース」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「赤と青のブルース」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 1960
公開年月日 1961年5月7日
製作会社 シャンゼリゼ・プロダクション
配給 映配
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1961年4月下旬号 新作グラビア 赤と青のブルース
1961年6月上旬号 外国映画紹介 赤と青のブルース

今日は映画何の日?

注目記事