海辺のポーリーヌ

うみべのぽーりーぬ
上映日
1985年6月22日

製作国
フランス

制作年
1983
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

夏のノルマンディーの海辺を舞台に、15歳の少女ポーリーヌが体験する数日間の恋愛騒動を描く。製作はマルガレット・メネゴス、監督・脚本は“Le Beau Mariage”等のエリック・ロメールでこれが彼の日本初登場にあたる。撮影はネストール・アルメンドロス、音楽はジャン・ルイ・ヴァレロ、編集はセシル・ドキュジスが担当。出演はアマンダ・ラングレ、アリエル・ドンバールなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】海辺のポーリーヌ 《HDレストア版》

  • 【DVD】海辺のポーリーヌ

TVで観る

ユーザーレビュー

「海辺のポーリーヌ」のストーリー

ノルマンディーの避暑地の夏。15歳のポーリーヌ(アマンダ・ラングレ)は、年長の従姉マリオン(アリエル・ドンバール)とともに、夏の終わりのひとときを海辺の別荘で過ごそうとやって来た。ファッション・デザイナーで、離婚の経験もあるマリオンに早速、恋の話をきくポーリーヌ。海辺に出かけた二人は、昔マリオンのボーイフレンドだったピエール(パスカル・グレゴリー)に出会った。彼は純情な好青年だが、いまだに学生を続け、そしていまだにマリオンに恋していた。ピエールの知りあいで南の島の民族学者というふれこみのアンリ(フェオドール・アトキン)を、ピエールはマリオンたちに紹介した。その夜、アンリの別荘で過ごすことになった四人は、めいめい恋愛について語った。情熱的な恋愛に憧れるマリオンは、その日のうちにアンリに恋してしまい、朝まで二人で過ごすことになる。翌日、海辺でウィンド・サーフィンに興じる少年シルヴァン(シモン・ド・ラ・ブロス)と知り合いになったポーリーヌはアンリの別荘でいっしょに踊り、二人の仲は接近する。一方、プレーボーイのアンリは、マリオンが自分に夢中になっているのを知りながら、キャンディ売りの娘ルイゼット(ロゼット)を部屋に誘ったりしていた。マリオンがいないのをさいわい、ルイゼットと部屋で戯れている姿をピエールが目撃。戻って来たマリオンに、アンリは、ルイゼットと部屋にいたのはシルヴァンだと嘘をつく。ピエールが、目撃したことをマリオンに言っても彼女は信じない。シルヴァンに欺かれたと信じ悲しむポーリーヌを慰めるマリオン。パリに用事ができたマリオンは、一時別荘を離れるが、急いで戻ってくると、アンリがスペインへ旅立ってしまっていた。ショックを受けるマリオン。パリに引き上げることにしたポーリーヌとマリオンは、複雑な気持ちで別荘を後にするのだった。

「海辺のポーリーヌ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「海辺のポーリーヌ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 1983
公開年月日 1985年6月22日
製作会社 フィルム・デュ・ロザンジュ=フィルム・アリアーヌ
配給 フランス映画社
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1985年6月上旬号 グラビア 海辺のポーリーヌ
試写室 海辺のポーリーヌ
1985年6月下旬号 特集 海辺のポーリーヌ エリック・ロメール監督作品 作品評
特集 海辺のポーリーヌ エリック・ロメール監督作品 作品評
特集 海辺のポーリーヌ エリック・ロメール監督作品 監督論
特集 海辺のポーリーヌ エリック・ロメール監督作品 監督インタビュー
1985年7月下旬号 外国映画批評 海辺のポーリーヌ
1985年8月下旬号 外国映画紹介 海辺のポーリーヌ