ロマンスに部屋貸します

ろまんすにへやかします
上映日
1996年5月25日

製作国
アメリカ

制作年
1993
レーティング
ジャンル
コメディ ラブロマンス

check解説

貸しアパートで知り合った男女の恋の行方を綴ったロマンティック・コメディ。監督・脚本はウォーレン・レイト。製作はマイケル・ペイサー、エグゼクティヴ・プロデューサーはシドニー・キンメル、「スモーク」のボブ・ウェインスタインとハーヴェイ・ウェインスタイン、撮影はジョン・A・トーマス、音楽はエヴァン・ルーリー、美術はレスター・コーエン、編集はカミーラ・トニオロがそれぞれ担当。主演は「最高の恋人」のアナベラ・シオラ、「ドン・サバティーニ」のマシュー・ブロデリック。共演は「氷の微笑」のジーン・トリプルホーンほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「ロマンスに部屋貸します」のストーリー

グルメ・デリ〈ディ-ン&デル-カ〉に勤めるサム・レスター(マシュー・ブロデリック)は、だらしない2人のルームメイトにうんざりしていた。歯科衛生士のエレン・ホルダー(アナベラ・シオラ)もまた、スポーツ観戦だけが趣味という無粋な夫アーロン(マイク・マンテル)との生活に疲れ、好きな絵を描いて過ごせる自分だけの空間が欲しいと考えていた。ある日、2人は、新聞の不動産欄に〈ビレッジの一室、暖炉あり〉という広告を見付ける。週に2日だけ部屋を使用し、家賃は月92ドルと云う好条件に魅かれ、2人はそれぞれに契約する。広告を出したのは証券マンのブライアン・マクベイ(ケヴィン・アンダーソン)で、同棲を始めた婚約者のジャネット(ジャスティン・ベイトマン)に内緒の遊び場が欲しくて、独身時代のアパートを維持するために始めたのだった。だが、契約の実務はすべてブライアンの秘書のウインクラー夫人(ルイーズ・ラッサー)が取り仕切ったので、3人が顔を合わすことはなかった。シフトは月曜と土曜がサム、火曜と木曜がエレン、水曜と金曜がブライアン。束の間の息抜きと、アバンチュールの場所を手に入れた3人。サムにはフランス人でパフォーマンス・アーティストのパステル(ジーン・トリプルホーン)という恋人がいたが、近頃倦怠気味。ある日、ブライアンの都合で月曜と水曜のシフトが交換されたことから、恋のトラブルが持ち上がる。水曜日、サムは同僚のケネス(ティム・ギニー)に紹介された女性キャサリンをアパートに誘うが、ベジタリアンの彼女には得意の料理の腕も奮えずがっかり。気紛れに自分が作ったビーフシチューを木曜のエレンにプレゼントする。ここから、エレンとサムは、映画や絵の話といった、メモの交換をするようになり、まだ見ぬ同士で互いに魅かれあうようになる。しかし、シフトの交換を知らないエレンは、「水曜日の男」がサムではなく、ブライアンだと思い込んでしまった。エレンは新居の購入すら自分に相談しないで決めてしまうアーロンにいよいよ失望し、ブライアンとの浮気を決意する。エレンはサムの店に立ち寄り、ブライアンとのディナーの為にキャビアを買うが、無論2人はお互いのことをまだ知らない。さて、事が終わったその夜、自分がサムとブライアンを取り違えていたことに気付き、愕然とするエレン。その頃、ジャネットがブライアンのアパートの秘密を知り、エレンとアーロンとの仲はますます険悪、サムはパステルと決裂するなど、3人の生活に徐々に変化が訪れていた。ある朝、アパートでやっと一堂に会する3人。ブライアンはジャネットと正式に結婚し、アパートを引き払うことを告げ、サムとエレンは互いの誤解を解き、一度出会っていたことにも気付く。ブライアンは3人の為に、自分が去った後も、このアパートを貸すことにする。くちづけを交わす2人、サムとエレンの新しい関係が始まろうとしていた。

「ロマンスに部屋貸します」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ロマンスに部屋貸します」のスペック

基本情報
ジャンル コメディ ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1993
公開年月日 1996年5月25日
製作会社 マイケル・ペイサー・プロ
配給 松竹富士
レイティング

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1996年5月下旬特別号 COMING SOON【新作紹介】 ロマンスに部屋貸します
KINEJUN CRITIQUE ロマンスに部屋貸します
1996年9月上旬号 劇場公開映画批評 ロマンスに部屋貸します