ポイズン(1991)

ぽいずん Poison
上映日
1993年2月27日

製作国
アメリカ

制作年
1991
上映時間
85分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

ジャン・ジュネの「薔薇の奇跡」を原作にした刑務所での男同志の恋の物語〈ホモ〉、ロングアイランドで父親を射殺した後自殺した7才の少年の姿を描く疑似ドキュメンタリー〈ヒーロー〉、ある科学者の悲劇的な運命を50年代の白黒B級ホラー映画のスタイルで描く〈ホラー〉など、ストーリーも映像スタイルも異なる3つのパートが、まるでテレビのチャンネルを切り換えるように、入り乱れながら展開していく斬新な構成の作品。91年サンダンス・フィルムフェスティバル、ドラマ部門グランプリ受賞。監督・脚本は87年の中「スーパースターカレン・カーペンター物語」(未)で注目されたトッド・ヘインズ。製作はクリティーヌ・ヴァション、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェイムズ・シャマスとブライアン・グリーンバウム、撮影はマリース・アルヴェルティ、モノクロ撮影はバリー・エルスワース、音楽はジェームズ・ベネットが担当。16ミリで撮影され、35ミリにブロー・アップされて上映。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「ポイズン(1991)」のストーリー

〈ホモ〉1944年、フォンテナル刑務所でジョン・ブルーム(スコット・レンデラー)は、昔バトン感化院にいたジャック・ボルトン(ジェイムズ・ライオンズ)に再会する。愛し合うようになった2人だが、ジャックは顔役のラスと脱獄し、看守に射殺されるのだった。 〈ヒーロー〉1985年6月3日。フェリシア・ビーコン(エディス・ミークス)は7才の息子リッチーが夫のフレッドを射殺した後、窓から空高く飛んで行ったと証言した。リッチーは母の情事を目撃し、フェリシアが夫に過ちを責められ殺されそうになった時、父を撃ったのだ。彼は窓際に立ち悲鳴をあげると空の彼方へ消えていった。 〈ホラー〉ナンシー・オルスン(スーザン・ノーマン)の家に警官隊が突入すると同時に、この世の者とは見えないひとりの男が窓から身を投げた。彼はナンシーの恋人のトム・グレイヴス博士(ラリー・マックスウェル)だった。ホルモンの血清を誤って飲んでしまい、伝染病をまき散らす殺人鬼として世間から排斥された彼は、自分の心情を訴えながら身を投げるのだった。

「ポイズン(1991)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ポイズン(1991)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1991
公開年月日 1993年2月27日
上映時間 85分
製作会社 ブロンズアイプロ作品
配給 ユーロスペース
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ
音量 モノラル