「海を渡る唄」のストーリー

アメリカ人の年若い教師ルース・カークは中国で教育事業にたずさわっていたが、 学校が空襲で破壊されてしまった。孤児となった五人の中国人孤児を連れて、ルースは途方にくれていた。船中、サンフランシスコの大富豪ホリデイ老人はルースのやさしい心根がいたく気に入ったが、太平洋上で魚雷をくらって船が沈没してしまい、ホリデイ老人は行方不明になってしまう。ルースは給仕頭テイセシーと共に孤児たちを無事救出し、命からがらサンフランシスコに上陸し、ホリデイの大邸宅を訪れる。アィモシーはルースをホリデイ夫人であると紹介した。船上で結婚したというのである。ルースは驚き、また困っただ、ホリデイ老人の孫トムは一同を快く迎えてくれた。こうして一同は幸福であったが、遭難したと思われたホリデイ老人が突然帰ってきた。老人は事情を聞くと、怒りもぜず年の違うルースと結婚しようとする。しかしトムとルースが愛し合っているのを知ると、若い者たちの幸福をとりもってやった。