「血筋」のストーリー

中国の延辺朝鮮民族自治州・延吉市で生まれたソンウは10歳のとき、日本に移住する。20歳を迎えた頃、自分の過去を振り返るため、画家だった父を探すことを決意。故郷・延吉を訪れ、叔父や祖父母に父の行方を尋ねる。しかし、誰も連絡先を知らない上、父の話題に対してあまりいい顔をしない。叔父の助けを借り、父が韓国にいることを突き止めたソンウは、18年ぶりに韓国で再会を果たす。だが、その父親は、不法滞在の日雇い労働者として生計を立て、借金取りに追われる日々を送っていた。そんな状況の中でも、虚栄心と自己満足的な愛情を“お金”という形で表現しようとする父に辟易するソンウ。そこで、ファインダー越しの被写体として“父”を冷徹に見つめることで、現実を物語(=映画)に置き換え、父と向き合おうとする。帰国の日、父に自分の似顔絵を描いてほしいと頼むソンウ。一度は描き始めたものの、父が途中で諦めてしまったことから、親子は言い争いに。父が破り捨てたその紙片をかき集め、日本に持ち帰ったソンウは、一枚ずつ貼り合わせ、継ぎ接ぎの絵を額縁に入れて眺める。ところが、息子にも父にも見えるその絵から、切っても切れない朝鮮人の親子としての血縁に気づいた彼は、その絵を燃やし、再び父に会いに行くことに……。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/19

ローレン・リー・スミス(1980)

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所

ゲイル・フォアマン原作のベストセラー小説『ミアの選択』を映画化。死の淵にいる主人公の生死をめぐる選択を、珠玉の名曲と共に描く感動作。監督は、「ファッションが教えてくれること」のR・J・カトラー。出演は、「キック・アス」シリーズのクロエ・グレースモレッツ、「スノーホワイト」のジェイミー・ブラックリー。

ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀

1937年に起きたドイツ飛行船ヒンデンブルグ号爆発炎上事故をモチーフに製作された歴史ミステリー。爆弾が仕掛けられたとされる飛行船に乗り込んだ人々の運命と、事故の裏に潜む政治的陰謀を描く。出演は「寂しい時は抱きしめて」のローレン・リー・スミス、「そして、デブノーの森へ」のグレタ・スカッキ、「アメリカン・ヒストリーX」のステイシー・キーチ、「ドレスデン、運命の日」のハイナー・ラウターバッハ。
ゾーイ・サルダナ(1978)

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」のスタジオライカによるストップモーションアニメ。ヴィクトリア朝時代のロンドン。孤独な探検家・ライオネル卿は、伝説の生物を探し求めてアメリカ北西部へと旅立つ。そこで発見したのは、人間の言葉を話す生きた化石だった。声の出演は「グレイテスト・ショーマン」のヒュー・ジャックマン、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのゾーイ・サルダナ。監督は「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」の脚本を手がけたクリス・バトラー。第77回(2019年)ゴールデン・グローブ賞でアニメーション映画賞を受賞。

バーバラと心の巨人

「ハリー・ポッター」のクリス・コロンバスが製作を務め、グラフィックノベル『I KILL GIANTS』を実写映画化。風変わりな少女バーバラは、“巨人”から町を守ろうと腐心している。家でも学校でも孤立する彼女に、転校生のソフィアが声を掛ける。出演は、「死霊館 エンフィールド事件」のマディソン・ウルフ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのゾーイ・サルダナ、「グリーンルーム」のイモージェン・プーツ。監督は、「HELIUM」で第86回アカデミー賞短編賞を受賞したアンダース・ウォルター。

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