「パラノイド・シンドローム」のストーリー

オフブロードウェイの前衛劇作家マーティーン(ウィノナ・ライダー)は、パートナーで俳優のレイモンド(ジョシュ・ハミルトン)、女優のジュリー(キャサリン・ウォーターストーン)、アニタ(マリン・アイルランド)と新作のためのワークショップを行っている。いつものメンバーに加え、新進俳優のタイロン(ジェームズ・フランコ)が初めて参加するが、来て早々にマーティーンのやり方に異論を唱え、気まずい雰囲気に。関係を修復しようと5人で食事に行くが、そこでもタイロンの不躾な態度で場が白けてしまう。その翌日からマーティーンの周囲で、理解に苦しむ出来事が次々と起こり始める。レイモンドとアニタの関係、レイモンドのボストンバックから発見される大量の錠剤、取材を受けた記者がひき逃げ事件に巻き込まれるが、その昏睡状態のはずの記者から電話がかかってくる……。今、起こっていることが現実なのか夢なのか、判断のつかぬまま周囲から孤立していくマーティーン。彼女は、ただ一人普通に接し、味方になってくれるタイロンに惹かれ始める。しかし、マーティーンが予想しなかった、恐ろしい真実が待っていた……。