「アンニー可愛や」のストーリー

ニューヨーク、イースト・サイドの一廊を受け持ちとするルーニー巡査の娘アンニー(メアリー・ピックフォード)はお転婆で、一隊の腕白どもの頭分。反対派の首領ミッキー(ジョー・バターウォース)とは犬猿の間柄で争いの絶え間はなかったが、ミッキーの兄ジョー(ウィリアム・ヘインズ)の男らしい姿は、アンニーの憧憬の的であった。ジョーは不良少年の仲間ではあるが悪い男ではなく、アンニーの兄ティム(ゴードン・グリフィス)も、彼には一目置いていた。舞踏会の夜、ルーニー巡査は悪漢に狙撃され即死してしまう。その夜は、彼の誕生日だった。アンニーとティムは深く嘆き悲しむ。ティムは、父の仇はジョーであると悪漢にだまされ、ジョーを射つ。アンニーの一団はふとしたことから、ルーニー殺しの犯人は、ジョーを恨んでいるトニーであることを知って彼を警察に引き渡す。しかし、ジョーの出血は甚だしく、輸血の他助かる道はない。アンニーは自分の血を彼に与え、ジョーは命を取り留める。かくして喜びと幸福は、総ての上にふりそそいだ。