「セントルイス・ブルース」のストーリー

1900年も間近かメンフィスの黒人牧師チャールズ・ハンディの息子ウィリアムは、小さいときから音楽が好きだったが、厳格な父は「音楽には2種類しかない、神と悪魔の音楽だ」と称し、黒人霊歌さえ禁じた。やがてウィリアム(ナット・キング・コール)は学校を卒業、父の教会のオルガン奏者になった。父は彼を学校の教師にしようとしたが、ウィリアムはひそかに作曲家を志望、恋人のエリザベス(ルビー・ディー)にも打ち明けた。保安官の選挙運動行進の音楽を作詞作曲したのがきっかけで、彼は黒人のナイトクラブ“大きい雄鶏”に雇われることになった。クラブの歌手ゴゴ(アーサー・キット)は彼の才能を高く買った。ウィリアムが作詞作曲しゴゴが歌う歌はヒットした。しかしウィリアムがナイトクラブで働いていることは父に知れた。悪魔の音楽にたずさわる息子を父は激しく怒った。ウィリアムは家を出て“大きい雄鶏”に住込んだ。エリザベスも婚約指輪を返しにきた。が、作曲家としてのウィリアムの名は次第に有名になり楽譜も売れた。彼はそれで得たお金で亡き母の欲しがっていたピアノを家にすえつけたが父にはねつけられた。――ゴゴはニューヨークに進出することになり、ウィリアムに同行をすすめたが彼は断った。視力が減退し失明寸前だったのだ。家に戻ったが彼は奇跡的に回復、父にかくれて「セントルイス・ブルース」を作った。しかし父の怒りを思い悩んで再び家出、ナイトクラブの歌手兼ピアニストになった。ウィリアムのいない留守に突然ゴゴが訪れ居合せたエリザベスの「セントルイス・ブルース」がニューヨーク交響楽団によって演奏されることを伝え、「ウィリアムを救おうとするなら、お父さんを演奏会に連れてきなさい」と言った。父と叔母、エリザベスの3人はニューヨークに行った。バカリーエコフの指揮する交響楽団の演奏でゴゴの歌う「セントルイス・ブルース」は聴衆を魅了し、父の偏見もとけた。そこへウィリアムが現れた。ステージに立った彼は嵐のような拍手に迎えられた。父子は抱き合って再会を喜び合った。はじめて父に理解してもらえたウィリアム。エリザベスもその彼を、涙の目で見ていた。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/13

アリー・シーディ(1962)

うちへ帰ろう

バラバラになっていた家族が、母の死期を間近に再び心を寄せ合う心温まるドラマ。監督はスティーヴン・メイラー。出演はデイヴィッドリー・ウィルソン、アリー・シーディほか。

ハイ・アート

駆け出しの写真誌編集者とドロップアウトした有名写真家のふたりの女性の関係をエモーショナルに描き出した異色ラヴ・ストーリー。監督・脚本は本作が初の長編劇映画となる新鋭のリサ・チョロデンコ。製作は「ジョンズ」のドリー・ホールと、ジェフリー・レヴィ=ヒント、スーザン・A・ストーヴァー。撮影は「2ガールズ」のタミー・レイカー。音楽はオルタナティヴ・ロック畑の新鋭で「ベルベット・ゴールドマイン」にも参加したシャダー・トゥ・シンク。音楽監修はトレイシー・マックナイト。美術はバーンハッド・ブライス。編集はエイミー・E・ダドルストン。衣裳はヴィクトリア・ファレル。スチール写真(ルーシーの写真)は監督の友人でもある写真家のジョジョ・ウィルデン。出演は 「オンリー・ザ・ロンリー」のアリー・シーディ、「ラヴ&カタストロフィー」のラダ・ミッチェル、「ジュマンジ」のパトリシア・クラークソン、「フラート」のビル・セイジほか。サンタンス映画祭98で脚本賞を受賞。
ティム・アレン(1953)

トイ・ストーリー4

おもちゃの視点で描くCGアニメの大ヒットシリーズ第4弾。新たな持ち主ボニーを見守るウッディたち。しかし、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキーは、自分をゴミだと思い、逃げ出してしまう。ウッディはフォーキーを探す冒険に出るが……。監督は、「インサイド・ヘッド」の脚本・原案を担当したジョシュ・クーリー。声の出演は、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」のトム・ハンクス、「シュガー・ラッシュ オンライン」のティム・アレン、「トラブルINベガス」のアニー・ポッツ、「トランスフォーマー/最後の騎士王」のトニー・ヘイル。

レックスはお風呂の王様

「ファインディング・ニモ3D」の併映作となるディズニー/ピクサー製作の短編アニメーション。「トイ・ストーリー」シリーズに登場するどじな恐竜のオモチャ“レックス”がバスルームを舞台に仲間の玩具たちと繰り広げる活躍をコミカルに描く。

NEW今日命日の映画人 6/13

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