「甘い暴走」のストーリー

カリフォルニア州マリブ海岸。ここがコリー(アンソニー・フランシオサ)、チュー・チュー、デニーたちの巣である。コリーは中年の無職者だが、ほかの若者たちはみなスポーツマンで、スポーツ好きのカモを見つけては、その相手をし、金を稼ぐ。彼らには、それぞれ恋人がいるが、特にデニーの恋人ビッキー(ジャクリーン・ビセット)はテレビタレントの卵で、とりわけの美人。2人の出逢いは海の中だった。水着を流してしまい、困っていた彼女をデニーが助けてやったのだ。2人の関係は急速に親密度を加えていった。ある夜明けに、海岸通りを突っ走る車の中から大きな包みが放り出された。中身は何者かに暴行された、いたたましいビッキーだった。やがて彼女は救急車で運ばれ、デニーが暴行犯人として調べられた。彼の包み隠しのない陳述と、コリーの証言とで、無事釈放されたものの、2人は納得できない。そして2人は捜査にのり出し、テレビのプロデューサーと土地の愚連隊が犯人であることをつきとめた。そして犯人に制裁を加えると同時に、自分たちも、彼らと同工異曲の生活をしていることに気づき、さっぱりと足をあらって堅気の生活に戻ろうと決心するのだった。



映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 1/29

ジャック・リヴェット(2016)

アニエスの浜辺

「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。

ランジェ公爵夫人

19世紀フランスを代表する作家、バルザックの同名小説を「美しき諍い女」のジャック・リヴェット監督が映画化。パリを舞台に繰り広げられる、貴族階級の女性と無骨な軍人の数奇な運命の恋物語。主演は「恋ごころ」のジャンヌ・パリバールと、ジェラール・ドパルデューの息子で「ポーラX」にも主演したギョーム・ドパルデュー。