「紳士酒場」のストーリー

粋人デムプシー判事はある夜、イタリア人タマソの経営する酒場を訪れた。判事の前にほろ酔い加減のイサベル・パリーという娘とその許嫁ヘンリー・グリーンが入ってきたので判事はイサベルに忠告する。ところがヘンリーは返って判事に反抗した。その時、入ってきたのがタマソの昔の主人で今日ではオペラ歌手として人気のある俗称ガスこと、ディ・ルヴォ伯爵。このガスの風貌にイサベルは魅せられてしまい好感を示した。若いヘンリーはいよいよ不快になって当たり散らすのでとうとう、警官ミュリガンに引致されてしまう。イサベルはガスにまねかるるまま彼のアパートに行こうとしたので、かねてガスの女に対する不行跡を知っている判事はそれとなく注意するが南部生まれの熱情的な彼女は酒場と同じ建物にあるガスの部屋に赴いてしまう。このイサベルの邪心のない態度はいたくガスの心を動かした。そしてその気持ちは忽ち恋に変わって行った。彼女の純潔を汚すのを恐れたガスはいままで女性に対してとって来たような遊戯的な手段もとりかね判事の部屋で夜を明かす決心までするに到った。翌朝、イサベルの身を心配した判事は彼女に怪我のないうちにと思って早く自宅へ返らせようと姿を現す。イサベルもまたガスが自分を愛さぬものと思いこみ、丁度留置を解かれて返って来たヘンリーが彼女の許しを乞うのでイサベルはやはり自分の相手はこの男と半ば諦めながらヘンリーと接吻する。そして折柄、愛を表しに現れたガスを彼女は却けたのである。ガスはイサベルが自分の本当の気持ちも知らず、ただ前夜の約束を違えた理由だけで信用しようとしないのを悲しく感じた。イサベルはヘンリーに伴われて行くこととなった。ガスは憂欝な面持で沈んでいた。彼の気持ちが判るとともに余りに気の毒になったのでデムプシー判事はガスを元気づけるために一献傾けようと言い出した。が、二人がアパートに入った時、彼等は泣き伏しているイサベルの姿を発見した。かくてガスは愛人を再び己が腕に抱いたのである。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/15

ジェームズ・ベルーシ(1954)

女と男の観覧車

ウディ・アレンがケイト・ウィンスレットを主演に迎えて撮り上げたヒューマンドラマ。1950年代。コニーアイランドの遊園地でウェイトレスとして働く元女優ジニー。ある日、彼女の前に音信不通だった娘キャロライナが現れ。その日からジニーの何かが狂い始める。共演は「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のジャスティン・ティンバーレイク、「マレフィセント」のジュノー・テンプル、「ゴーストライター」のジム・ベルーシ。撮影は「地獄の黙示録」「ラストエンペラー」のヴィットリオ・ストラーロ。

砂上の法廷

初監督作「フローズン・リバー」が高評価を受けたコートニー・ハントが、キアヌ・リーヴスとタッグを組んだ法廷ミステリー。ある殺人事件の被告となった少年の裁判の過程で、証人たちの嘘に覆い隠された意外な真実が明らかになってゆく。共演は「コールド マウンテン」のレニー・ゼルウィガー。エリア・カザンの息子で「悪魔を憐れむ歌」などを手掛けたニコラス・カザンが脚本を担当。
コートニー・コックス(1964)

ニューヨーク、愛を探して

ニューヨークを舞台に、悩める母娘たちの物語を綴る群像ドラマ。女性写真家リグビーは、人気ロックバンドのリーダーに写真の腕前を認められ、彼らのツアーに同行しないかと誘われる。ところが既婚男性との不倫関係を解消した矢先、妊娠していることが判明し……。出演は「ヘルボーイ」シリーズのセルマ・ブレア、「ランナウェイ 逃亡者」のスーザン・サランドン、「ラヴレース」のシャロン・ストーン、「スクリーム」シリーズのコートニー・コックス、「帰らない日々」のミラ・ソルヴィーノ、「ペネロピ」のクリスティーナ・リッチ、TV『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のポール・ウェズリー。監督は、TVシリーズを手がけてきたポール・ダッドリッジ。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2018』にて上映。

スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション

人気ホラーシリーズ「スクリーム」続編。前3部作から10年後に起こる連続殺人事件を、シリーズ特有の恐怖、スピード感に加え、前作をパロディにするユーモアで描く。監督は、シリーズ全てを手掛けるウェス・クレイヴン。出演は、「バレエ・カンパニー」のネーヴ・キャンベル、「スコーピオン」のコートニー・コックス。

NEW今日命日の映画人 6/15

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