「シシリアン(1987)」のストーリー

1940年代のシチリア。飢えた農民たちに土地を与えたいという理想をもつ若者サルヴァトーレ・ジュリアーノ(クリストファー・ランバート)は親友のアスパヌ・ピショッタ(ジョン・タトゥーロ)と共に金持ちだけを狙った盗みを働いていた。マフィアのドン・マジーノ(ジョス・アックランド)は、そんなジュリアーノに目をつけ、自分の下で働かないかと勧めるが、ジュリアーノは、名付親のアドニス教授(リチャード・バウアー)を通じて断わった。ドン・マジーノは、シシリーの“影の政府”とも呼ぶべきマフィアの大統領といった存在だった。ジュリアーノは、農民のために、行動を続けた。久しぶりに会った恋人ジョヴァンナ(ジュリア・ボスキ)、それに兄シルヴィオ・フェッラらといっしょに農民の意識を改革しようとしていた。フェッラは共産主義者で農民運動のリーダーである。ワインの配達夫を装って、留置所を襲い、テラノヴァ(デリック・ブランシュ)をはじめとする山賊たちを解放し、彼らを仲間になるように誘った。数日後、ジュリアーノをリーダーとする群盗団が生まれた。ジュリアーノたちの勇姿に、シシリーの多くの人々が快哉を叫んでいた。ドン・マジーノは、そんなジュリアーノを、ただ眺めていたが、法務大臣は、その金が共産党に流れてフェッラの人気が高まることを恐れた。アスパヌが愛人にしているカミッラ公爵夫人(バーバラ・スコヴァ)の小間使いから得た情報をもとに、公爵家の宝石を手に入れる。そんなことがあってから、ドン・マジーノの配下が動き、彼は、ジュリアーノにある取り引きを申し出た。それは、ジュリアーノが結婚をとりかわしたジョヴァンナとアメリカに移住することを知り、渡米の特赦を与える代わりに今度の選挙で共産党に投票しないように農民を威嚇するというものだった。この取り引きのバックには法務大臣や枢密卿までが絡んでいた。メーデーの日、共産党と農民の一団が狙いうちされ、フェッラが殺され、ジュリアーノは憎まれる存在になった。ドン・マジーノらに裏切られたと知った彼は復讐を誓い、実行してゆく。先に米国に渡ったジョヴァンニを追って彼も出発しようとした時、ドン・ マジーノに寝返ったアスパヌが、ジュリアーノに銃口を向けるのだった。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/16

アビー・エリオット(1987)

ミュータント・タートルズ(2014)

1990年、コミックを原作に映画化、アニメやゲームも世界中で大ブームを巻き起こした「ミュータント・タートルズ」を「トランスフォーマー」のマイケル・ベイ製作、「タイタンの逆襲」のジョナサン・リーベスマン監督のもと再映画化。カメでニンジャの4人が、超絶アクションを駆使して犯罪組織に立ち向かう。出演は「ジェニファーズ・ボディ」のミーガン・フォックス、「俺たちフィギュアスケーター」のウィル・アーネット、「ローン・レンジャー」のウィリアム・フィクトナー、「天使にラブ・ソングを…」のウーピー・ゴールドバーグ。
クリフトン・コリンズ・JR(1970)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド エクステンデッド・カット

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作となるクエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に新しい4つのシーンを加えた10分拡大版。11月15日から2週間限定、全国4館で日本公開。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演を果たしたクエンティン・タランティーノ監督作。1969年に実際に起きた、カルト教祖チャールズ・マンソンとその信奉者たちによる女優シャロン・テート殺害事件を題材に、ハリウッド黄金時代の光と闇に迫る。シャロン・テートを「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のマーゴット・ロビーが演じるほか、「Dear ダニー 君へのうた」のアル・パチーノ、「500ページの夢の束」のダコタ・ファニングが出演。

NEW今日命日の映画人 6/16

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