「空中楼閣」のストーリー

ナタリーは間借りをして年老いた母と、幼い妹を対手に細々と煙を立てていた。彼女の母が死んで後、みじめな環境から抜け出し、今まで夢見た社会によじ登るため、彼女は甘い誘惑に耳を傾けた。新しい彼女の生活は薔薇色輝く華やかなものであったが、それもしばしで、やがて昔の貧しい生活の方が、如何なに幸福であったかを、彼女がしみじみ感じる時が来た。そして彼女はかつて却けた、誠の恋を捧げる男トム・チャンドラーの腕の中に真の幸福を見出した。