「血戦奇襲部隊」のストーリー

太平洋戦争の初め、多くの民間人が太平洋の島々で港湾施設や基地建設に従事していた。彼らは法律で武装を禁じられ、そのために犠牲者も少くなかった。建設主任技師のウィッジ・ドノヴァン(ジョン・ウェイン)は、所属部隊長のヤーロウ少佐に部下のために武器を要求した。少佐は許可しなかった。ウェッジは新しく編成された建設作業員たちと、機械をある島へ運ぶ命令が出された。少佐に引率された一行に、少佐の恋人で大洋通信の記者コンスタンス・チェスリー(スーザン・ヘイワード)が同行した。彼女は何かと不自由な生活を送るウェッジの面倒をみてやった。作業は敵の空襲ではかどらず、少佐は短気なウェッジに戦闘は海軍にまかせておけといった。ある日、日本軍が奇襲上陸して来た。味方の苦戦をみてウェッジは部下に銃を与え、ブルドーザーを利用して敵を撃退した。損害は大きかった。重傷を負ったコンスタンスは、ウェッジに愛を打ち明けた。少佐とウェッジはこの経験を生かすため本国に帰り、“海蜂部隊”という海軍建設部隊を編成した。ウェッジは隊長に選ばれ、海軍少佐に任命された。ヤーロウも中佐に昇進した。“海蜂部隊”は日本軍のいる島に敵前上陸を敢行し、見事に成功した。部隊はただちに燃料補給基地の建設にとりかかった、日本軍の攻撃は激しく、作業は難渋した。業をにやしたウェッジは命令を無視して、ジャングルの奥地へ日本軍掃蕩に出発した。が、日本軍はウラをかいて基地を襲った。少数の味方は優勢な攻撃に苦戦した。重傷のヤーロウ中佐は、基地に戻ったウェッジに燃料タンクと油送管の死守を命じて息絶えた。ウェッジは自分の行動を悔い、単身ブルドーザーに爆薬を仕かけ、敵中に突入した。ウェッジの活躍で味方の施設は救われ、敵を撃退したが、彼は2度と再び帰らなかった。