「悪魔をやっつけろ」のストーリー

地中海にのぞむ小さな港町に、アフリカ行の船“ナイアンガ”の修理完了を待つ一群の人たちがいた。アメリカ人ビリー・ダンルザー(ハンフリー・ボガート)と妻マリア(ジーナ・ロロブリジダ)、ビリーの仲間と自称するピータースン(ロバート・モーリー)、オハラ(ピーター・ローレ)、ラヴェロ(マルコ・ツリ)、ロス少佐(アイヴァ・バーナード)の4人組、それにイギリス人のハリー(エドワード・アンダーダウン)及びグェンドリン・チェルム(ジェニファー・ジョーンズ)夫妻である。グェンドリンがダンルザーに話しかけたことから、グェンドリンはビリーに熱を上げ、英国崇拝のマリアはまたハリーに夢中という始末になった。ビリーとグェンドリンがヴィラで逢引きしたとき、ビリーはアフリカへ行くのはウラニュウム鉱を手に入れるためだといったが、グェンドリンは、実は自分たちもそうなのだとうそをついた。これをオハラが立聞きして皆につげたので、慌てたピータースンは予定を変更して飛行機でアフリカに行くことにした。ところが、先発を承って飛行場に向かったビリーとピータースンの車が故障して、残った連中は2人が死んだものと早合点した。ラヴェロは早速ハリーと組んで一儲けしようとウラニュウムの件をうちあけているところへ、ビリーたちが無事にかえってきたので一同はキツネにつままれたような気になった。そこへ“ナイアンガ”出帆の知らせがあり、とにかく一同はのりこんだが、ハリーに秘密を知られたピータースンはロス少佐に彼を殺させようとした。ハリーは危いところをビリーに救われたが、船長から危険人物と断定され、一室に押込められた。“ナイアンガ”は途中大故障を起こし、沈没しそうになったので、一同はボートにのってある浜辺に辿りついた。が、アラビアの行政官に取調べられたがスパイ嫌疑をうけてしまった。ビリーがうまく行政官にとり入り、一同は無事にもとの港にかえってきたが、そこにはスコットランド・ヤードの刑事がピータースン一味を捕らえにやってきていた。あとに残されたマリア、ビリー、グェンドリンがぼんやりしているところへ、意外にもアフリカに無事ついてウラニュウム鉱を手に入れたハリーからグェンドリンを呼ぶ電報がきた。