「九番目の客」のストーリー

時は現代、所はニューヨーク。各方面で相当の人材を持って目せられる8名の人々が、期せずして発信人不明を電報を受け取った。それは何某摩天楼の楼上屋に催さるべき夜会への招待状で、招待されたことは何人にも口外してはならぬという条件付きだった。猟奇癖は何れの充分持っている人々のことだから、1人の欠けず当日は定刻までに集まった。集まった連中は皆多少とも知り合いであり、しかも嫉視反目し合っている間柄である。しかし当夜の主人公は誰か、どんな趣向があるのか、1人として知った者はない。召し使いたちも当日紹介所からまわされた者ばかりで主人が誰だか知らない、と言う。来客のある者が帰りかけると突如ラジオが鳴りだし、「奇智放送局」と称し、一同は脱出不可能、門扉には高圧電流が通じ、電話線は切断されていると宣言した。朝まで来客諸君は予と競技さねばならぬ、競技とは死の競技である、というのであった。直ちに9番目の客「死」は諸君と直面しているのだ、と報じた。そして一同は電気技師の死体を発見して冗談ではないことを知る。第1の犠牲者は銀行家オスグッドだった。彼は自分の悪徳を思い1人逃れんと焦って犯人の計略にかかって毒死する。続いてラジオは社交界のリーダーたるシスホルム夫人の古疵をあばきだすと、夫人は興奮して毒盃を煽って自殺してしまった。悪徳政治屋クローニンは、その情婦で女弁護士のシルヴィアの過失によって射殺され、気の転倒した彼女は門扉に触れて死んでしまう。続いて大学教授リード博士も暗中飛び来った銃弾に倒れ、新聞記者ジム・デーリー、大学教授たりしヘンリー・アボット、資産家の娘で美人のジーン・トレントの3人が残る。この3人のうちに犯人がいるであろうか?しからば犯人はだれであろう?



映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 1/25

円谷英二(1970)

ゴジラ 60周年記念 デジタルリマスター版

日本怪獣特撮映画の金字塔“ゴジラ”。その第1作目の公開から60年をむかえ、初回上映状態を再現することを目標に7ヵ月かけて制作されたデジタルリマスター版。4Kスキャンされたデータを元に、ソフトウェアおよび手作業による1コマ1コマのごみ取り処理がなされた。また音声も違和感が生じないよう細心の注意が払われたノイズ除去が行われている。監督は本多猪四郎。特技監督は円谷英二。出演は宝田明、河内桃子、平田昭彦、志村喬ほか。

ネオ・ウルトラQ 特別上映 part.II

1966年に放送された伝説のテレビドラマ『ウルトラQ』。その後の「ウルトラマンシリーズ」の礎となった作品。2013年、円谷プロダクション×WOWOWの共同製作による“セカンドシーズン”として全12話のまったく新しいドラマシリーズ『ネオ・ウルトラQ』が最新鋭4Kカメラを導入し、石井岳龍、中井庸友、入江悠、田口清隆ら4人の気鋭のクリエイターたちにより制作された。WOWOWでの放映に続き、2013年より順次、劇場公開される。 TV放映された全12話の内3話に加え、モノクロ作品であったオリジナルの『ウルトラQ』をハリウッドのデジタル技術でHDリマスター&カラー化した『総天然色ウルトラQ』から、選んだ一話を加えた計4話構成で上映。