「男と成りて」のストーリー

漂泊の詩人サンダウン・スリムはアンテローブという町へ来て、一緒に漂泊の旅を重ねた舊友のビリー・コーリスに会う。ビリーは今は兄のジャックとコンコー牛馬牧場を共同経営する身であった。このコンコー牧場はデイヴィッド・ローリングが主である羊牧場と犬猿の間柄であった。牛馬牧場側の悪牧夫フェードアウェイは羊牧場側の牧夫長フェルナンドーの娘アニタを手篭にせんとしたのを、フェルナンドーは怒って彼に復讐せんとし、誤ってビリーを撃った。フェルナンドーは己れの誤謬を知って山へ隠れたが、サンダウンは両者の調停に奔走して、コーリスを助ける一方また恩に預ったことのあるフェルナンドーが捕えられるのをも庇った。が不幸にもフェルナンドーは敢えない最後を遂げた。サンダウンはフェルナンドーの娘アニタに思いを寄せていたが、彼女がすでに友のビリーと相思の仲なのを見て、2人の幸福のために己れの恋を胸に秘めつつ、牧場主の生活に淋しき満足を求めた。



映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 1/29

ジャック・リヴェット(2016)

アニエスの浜辺

「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。

ランジェ公爵夫人

19世紀フランスを代表する作家、バルザックの同名小説を「美しき諍い女」のジャック・リヴェット監督が映画化。パリを舞台に繰り広げられる、貴族階級の女性と無骨な軍人の数奇な運命の恋物語。主演は「恋ごころ」のジャンヌ・パリバールと、ジェラール・ドパルデューの息子で「ポーラX」にも主演したギョーム・ドパルデュー。