「黄金に踊る」のストーリー

これは三人の、つまり、恋愛の対象にはお金以外の何物をも意に介しないニューヨークムスメの恋愛記録である。もっとも娘といっても、三人組の姉御株のジーンはさすががっちりしたもので、ニューヨークで老人のお旦那から相当巨額のおたからを絞りあげて、花のパリへしけ込んだまでは宜かったのだが、株の暴落にひっかかり、着のみ着のままでニューヨークへ帰ってくる。これから、ニューヨークのモダンガール三銃士、ジーン、ポレール、シャッツェは格好な紳士を世話してやろうということになる。ジーン帰朝の晩に早速、女三人とポレールの友達で大金持ちエムリイの伜デイ、それに金廻りのいいピアニストのボリス・フェルドマン、の五人でささやかなパーティを開いたのである。フェルドマンの金ばなれのよさにジーンが、芸術家としての天分に若いだけにロマンチックなところが抜け切らないポレールが夫々まいってしまう。ポレールは彼女たちが信ずる黄金第一主義に反して、本当はデイと惚れ合っていた筈なのであるが、その晩は何うしたはずみか、フェルドマンの巧い口の端に乗せられて、デイと喧嘩別れして了ったのである。フェルドマンをものにしたジーンは、もともと音楽なんてものに趣味も興味も持っていないので、いつしか二人の間には秋風が立つ。そこでジーンは今度はデイを篭絡しようとかかったので、すっかりポレールとシャッツェを憤慨さして、絶交されてしまう。で、結局ポレールとデイの仲は戻り、ポレールは到頭天下晴れてデイの父親ジャスチン・エムリーと対面する段取りに漕ぎつけたその当日、何を思ったかジーンはポレールは無事だったが、ポレールやシャッツェの後を追ってエムリー家へ乗込み、父親のジャスチンに会ってたちまちマンマと篭絡して了い、結婚しようという話まで運んだ、おかげでポレールとデイとの芽出度い話はすっ飛んで了った。さてジーンと親爺のエムリーとの結婚の当日--重なる恨みを報わんと一計を案じたポレールとシャッツェは酔っぱらってジーンの部屋を襲い、自分たちの自由気侭な楽しい生活を讃美し、老人との結婚生活の味気なさを痛罵したので、すっかりその気になって了ったジーンは、結婚はそのまま打っちゃらかして、シャッツェに誘われる侭にパリ行きの汽船に乗り込む。その船には誤解のとけたデイとポレールも乗っていた。二人は平凡に恋を語っているのだが、ジーンとシャッツェは又しても一人の「かも」をめぐって喧嘩を始めたのである。

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/15

ジェームズ・ベルーシ(1954)

女と男の観覧車

ウディ・アレンがケイト・ウィンスレットを主演に迎えて撮り上げたヒューマンドラマ。1950年代。コニーアイランドの遊園地でウェイトレスとして働く元女優ジニー。ある日、彼女の前に音信不通だった娘キャロライナが現れ。その日からジニーの何かが狂い始める。共演は「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のジャスティン・ティンバーレイク、「マレフィセント」のジュノー・テンプル、「ゴーストライター」のジム・ベルーシ。撮影は「地獄の黙示録」「ラストエンペラー」のヴィットリオ・ストラーロ。

砂上の法廷

初監督作「フローズン・リバー」が高評価を受けたコートニー・ハントが、キアヌ・リーヴスとタッグを組んだ法廷ミステリー。ある殺人事件の被告となった少年の裁判の過程で、証人たちの嘘に覆い隠された意外な真実が明らかになってゆく。共演は「コールド マウンテン」のレニー・ゼルウィガー。エリア・カザンの息子で「悪魔を憐れむ歌」などを手掛けたニコラス・カザンが脚本を担当。
コートニー・コックス(1964)

ニューヨーク、愛を探して

ニューヨークを舞台に、悩める母娘たちの物語を綴る群像ドラマ。女性写真家リグビーは、人気ロックバンドのリーダーに写真の腕前を認められ、彼らのツアーに同行しないかと誘われる。ところが既婚男性との不倫関係を解消した矢先、妊娠していることが判明し……。出演は「ヘルボーイ」シリーズのセルマ・ブレア、「ランナウェイ 逃亡者」のスーザン・サランドン、「ラヴレース」のシャロン・ストーン、「スクリーム」シリーズのコートニー・コックス、「帰らない日々」のミラ・ソルヴィーノ、「ペネロピ」のクリスティーナ・リッチ、TV『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のポール・ウェズリー。監督は、TVシリーズを手がけてきたポール・ダッドリッジ。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2018』にて上映。

スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション

人気ホラーシリーズ「スクリーム」続編。前3部作から10年後に起こる連続殺人事件を、シリーズ特有の恐怖、スピード感に加え、前作をパロディにするユーモアで描く。監督は、シリーズ全てを手掛けるウェス・クレイヴン。出演は、「バレエ・カンパニー」のネーヴ・キャンベル、「スコーピオン」のコートニー・コックス。

NEW今日命日の映画人 6/15

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