「H氏のバケーション」のストーリー

セント・ルイスの銀行家ホッブス氏(ジェームズ・スチュアート)は、愛妻ペギー(モーリン・オハラ)と水いらずの海岸行きを思ったが、結局一家をあげて出かけざるを得なくなった。3女ケイティは、歯に矯正器をはめているため引っ込み思案の娘になっている。次女ジェーンの夫バイロンは、海岸で会ったグラマーにいかれる。長女スーザンの夫スタンリーは目下失業中。末子の一人息子ダニーはテレビばかり見ている。家政婦ブレンダ台所設備が悪いと別荘を出て行く。ある日、ホッブス氏は土地のダンス・パーティーへ出かけた。が、すっかり内気になったケイティに誰もよりつかないのだ。困惑したホッブス氏は、1人の青年ジョー(フェビアン)を5ドルで買収してダンスの相手をやらせた。が、そのうち2人はまったく意気投合。ホッブス氏が別荘へ帰るとブレンダが戻っていた。またスタンリーの就職口も決まった。ある夜、ホッブス氏は、ヒョンなことからスタンリーを雇うことになった社長の夫人の浴室に閉じ込められ、社長と派手な太刀回り。そのためスタンリーの就職もふいになった。かくて多事多難だったホッブス氏のバケーションも終わった。ジェニー夫婦は先に帰り、バイロンはグラマーと別れた。ケイティはひとり淋しそうだったが、まもなくジョーがさよならをしに来たので大喜び。家へ帰るとスタンリーの就職口も決まっていた。ほっとするホッブス氏。やがてホッブス氏は愛妻ペギーに、来年こそ2人でどこかへと言うと、ペギーは来年も同じ別荘を借りる予約をしたと答えるのだった。