「魂の殺人 家庭内・父からの性虐待」のストーリー

渡辺多佳子さんが4歳の頃、突然、性虐待は始まった。加害者は自分の父親だった。“魂の殺人”と呼ばれ、被害者の心に深い傷を負わせる性虐待。50年以上に及ぶ苦しみを経て、多佳子さんは決意する。実名で被害を告発すること。そして、絶縁状態にあった父親と対峙することを。“抵抗できなかった私が、悪いんですか?”多佳子さんの問いかけに、父親が語った言葉とは……。声を上げ始めた被害者たちとその闘いの記録。