「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」のストーリー

天才的なドライビング・テクニックを持つウナ(パク・ソダム)が勤めるペッカン産業は、表向きには釜山で廃車処理場を運営しているが、裏では郵便や宅配で送れないモノをあらゆる手で配達する「特送(とくそう)」の仕事を請け負っている。ある日、ペク社長(キム・ウィソン)からの指令でウナが引き受けた依頼。それは、海外ヘの逃亡を図る元プロ野球選手で賭博ブローカーのキム・ドゥシク(ヨン・ウジン)とその息子ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を港まで運び逃がすこと。しかし、違法賭博の元締めであり警官のチョ・ギョンピル(ソン・セビョク)が部下を引き連れて現れ、追い詰められたドゥシクはソウォンをウナとの待ち合わせ場所まで逃がす。依頼人のドゥシクが不在のまま、ウナは身寄りのないソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目になる。