「劇場版 ねこ物件」のストーリー

2匹の猫、クロとチャーと暮らす30歳の二星優斗(古川雄輝)。唯一の肉親である祖父・幸三(竜雷太)が亡くなったことから始めた“猫付きシェアハウス・二星ハイツ”には、それぞれの夢を持つ4人の同居人が住んでいたが、みな次のステージへと巣立っていった。不動産会社の広瀬有美(長井短)から、彼らの活躍を聞かされ、二星ハイツの再開を促されるが、優斗は気乗りがしない。そんななか、優斗は祖父が遺した手紙に書かれていた、幼い頃に離ればなれになった弟の存在を想い出し、彼を探し出すことを決意する。その方法は、猫付きシェアハウスと自分の存在を全国に知らしめて、再び住人を募ることだった。優斗をサポートしようとかつての入居者である立花修(細田佳央太)、島袋毅(上村海成)、矢澤丈(本田剛文)、ファン(松大航也)の4人が二星ハイツへ帰ってくる。そんな折、入居を希望する加納直人(金子隼也)と名乗る人物が現れ……。