「三姉妹(2020)」のストーリー

韓国・ソウルに暮らす三姉妹。シングルマザーの長女ヒスク(キム・ソニョン)は、客のほとんど来ない花屋を営みながら、別れた夫の借金を返済中。一人娘には疎まれ相手にされなくても“大丈夫なフリ”をして日々をやり過ごす。次女ミヨン(ムン・ソリ)は、大学教授の夫、2人の子どもと高級マンションに暮らしている。教会へ熱心に通い聖歌隊の指揮者も務める模範的な信徒で、“完璧に”家庭でも振舞うが、そんな日常は次第にほころびを見せ始める。三女ミオク(チャン・ユンジュ)は劇作家だが、スランプに陥り自暴自棄となって昼夜問わず酒浸りの日々。人の善い夫の連れ子である息子ともうまくいかず、保護者面談に“酔っていないフリ”で乗り込む始末。それぞれに問題を抱え、日々の生活に追われて疎遠になりがちな三姉妹は、父親の誕生日を祝うため、久しぶりに集まることに。その席上で彼女たちは蓋をしていた幼少期の心の傷と真正面から向き合うことになる……。

今日は映画何の日?

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