「腕はたしかか」のストーリー

ジョフリー・ブレント卿は父の公爵がヘレンカという怪しい女にひっかかって財産を狙われているので秘密探偵を雇って調べてもらうことにした。やってきたのは女探偵のシャーリーでジョフリーは彼女の意見に従いヘレンカに言い寄った。女狩猟家として乗り込んだシャーリーは公爵始め来客一同を得意の弁舌で煙に巻いた。一同は彼女の話に釣り込まれた挙句、狐狩りを催すことになった。だが馬の乗り方を少しも知らぬシャーリーは当日になって弱ってしまう。そして森へ来た時ヘレンカとシャーリーは共に馬から投げ出された。ところがそのハズミに狐がシャーリーのそばへ逃げ込んで来てなんなく取り押さえたので狩猟家としての彼女の腕は確固なるものとなってしまう。帰邸後ジョフリーは再びヘレンのところへ行った。シャーリーはジョフリーを守るたあめに看護婦に化けて跡を尾けた。だが彼女はヘレンカの一味であるギャングの一隊に拐される。それを知らないジョフリーは安心してヘレンカに近づき運悪く許嫁のバーバラに見つけられてしまう。間もなくシャーリーは馬丁に助けられた。その夜、来客を慰めるために舞踏団が呼ばれたが一座の花形は誰あろうシャーリーであった。開宴中突如手入れがあってヘレンカ一味は縛に就いた。そしてジョフリーはバーバラの誤解をとくことが出来、シャーリーは公爵の愛を勝ち得たのである。

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