「美しき女賊」のストーリー

マイケル・プレザースンと云う若い富豪は犯罪学に興味を持っていた。彼は資本家ジョージ・フランボウの娘モーヤと婚約の間柄である。悪漢団の首領コロネル・ウェストハンガーの姪ケートは敏捷極まりなき娘であった。彼女はフランボウの持つ金塊2万ポンドを得んとして、フランボウの秘書となった。これを見破ったのはプレザースンであった。ケートは伯父の仲間が2万ポンドを手に入れ次第南米へ行って悪事を止めるとのことを聞いて、憤慨の余り1度奪った金をフランボウに送り帰した。悪漢団を追跡したプレザースンは捕えられ、裏切りせるケートと共に殺されんとする。両人は警官によって助けられる。ケートは次第にプレザースンを恋し始め、犯罪を行おうとする心は消え失せて行った。ケートはそして遂にプレザースンと婚約したが、悪漢団の1人トミー・カーターは暗い影となって彼女を怖かした。しかしカーターも遂に改心する時が来た。ケートとプレザースンは歓喜に満ちた日を送ることになる。